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主なテーマ、最近は映画ばかりになってしまいましたが、この何年か海外旅行にも興味があって、もともとは鉄道旅、高校演劇、本などが中心のブログだったのですが、年を取って、あと何年元気でいられるかと考えるようになって、興味の対象は日々移っているのです。
by natsu
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続・九州の旅①鹿児島本線で熊本へ(2014.3.1)

 九州に行ってきた。昨年の11月以来である。
 新横浜7:52発・ひかり503号、新大阪10:26着。
 新大阪10:59発・さくら553号、小倉13:17着。
 1日目が新幹線の移動だけではつまらないから、ちょっと早起きをして、小倉から先は鹿児島本線の普通列車で熊本まで行くことにした。

 小倉駅で、13:23発の各駅停車・久留米行きに乗り継いだ。小倉から博多までは初めて乗る区間である。
 このあたりは九州の大動脈とも言うべき区間で、発車してしばらくの間は、確か小学校で習った北九州工業地帯を行くので、かつて各地の炭坑が盛んだった頃は多くの貨物列車が行き交っていたのだろう。いまでも側線の数が多く、またレールはなくなっても昔レールがあったことを思わせるスペースなどもあって、とにかく鉄道が占有する(あるいはかつて占有したと思わせる)面積が広いと思った。これは、あとで乗る小倉・門司港間や筑豊本線などでも感じたことである。

 小倉では乗り換え時間がなかったので、写真を撮る余裕がなかった。
 途中、赤間(あかま)駅で後から来る快速に抜かれるための停車時間があり(鹿児島本線はほぼ全線が電化複線)、ホームに出て撮影をした。
 乗って来たのは6輌編成で、3輌ずつの異種併結になっていた。前3輌が813系と呼ばれる電車で、わたしはこの1両目に乗っていた。
続・九州の旅①鹿児島本線で熊本へ(2014.3.1)_e0320083_18141341.jpg
 車内はこんな感じ。転換クロスシートである。
続・九州の旅①鹿児島本線で熊本へ(2014.3.1)_e0320083_1815161.jpg
 後ろ3輌は817系。
続・九州の旅①鹿児島本線で熊本へ(2014.3.1)_e0320083_18161511.jpg
 白い塗装のこの3000番台というのは一番新しい車輌で、ロゴの地色が走行線区ごとに異なっているのだという。オレンジは福岡都市圏を示しているらしい。
続・九州の旅①鹿児島本線で熊本へ(2014.3.1)_e0320083_18165191.jpg
 車内はロングシートで、こんな感じ。
続・九州の旅①鹿児島本線で熊本へ(2014.3.1)_e0320083_18172021.jpg

 ホームの向かいに入ってきた14:11発の荒尾(あらお)行き快速は、また違う車輌だったので乗り換えることにした。最終的に乗り継ぐ熊本行きが鳥栖(とす)始発なので、鳥栖駅で途中下車して、出て行く快速の車輌を撮影。
続・九州の旅①鹿児島本線で熊本へ(2014.3.1)_e0320083_1819483.jpg
 811系の8輌編成だった。写真では判りにくいが、ステンレス地の側面に赤・青の交互パターンのラインが入っている。
 車内は転換クロスシート。
続・九州の旅①鹿児島本線で熊本へ(2014.3.1)_e0320083_18194534.jpg

 博多・鳥栖間は、前回の旅で乗車している区間だった。
 鳥栖駅から見えるサガン鳥栖のスタジアムに照明が入っており、ちょうど試合が行われているようだった。翌朝の新聞を見たら、この日がJリーグの開幕戦で、サガンはJ1に昇格したばかりの徳島ヴォルティスを相手に5-0で快勝したらしい。

 鳥栖駅15:24始発の熊本行き各駅停車は、815系の2輌編成だった。
続・九州の旅①鹿児島本線で熊本へ(2014.3.1)_e0320083_18203629.jpg
 車内はロングシート。
続・九州の旅①鹿児島本線で熊本へ(2014.3.1)_e0320083_1821117.jpg
 先の817系3000番台もそうだったが、この815系の特筆すべき点は窓の広さ。ドア間が一つの窓になっていて、前に人がいなければこういうふうに、ワイドスクリーン状態で景色が見えるのである。
続・九州の旅①鹿児島本線で熊本へ(2014.3.1)_e0320083_18215612.jpg
 この日はどんよりした曇り空で、景色はもう一つの感じだったが開放感はあった。また、並行する新幹線の高架下を行くことも多く、コンクリートの柱に景色が遮られることもあって、これは非常に残念な気がした。

 17:05、熊本駅着。出口に向かう反対側のホームから見た815系。折り返しの鳥栖行きになるようだ。
続・九州の旅①鹿児島本線で熊本へ(2014.3.1)_e0320083_18223637.jpg
 鹿児島本線は幹線で複線だから、交換待ち停車や興味深い駅などもなく、車輌の写真ばかりになってしまった。

 熊本駅。ずっと曇りだったが、とうとう降り出した。
続・九州の旅①鹿児島本線で熊本へ(2014.3.1)_e0320083_18232327.jpg
 こちらが元々の正面(白川口・東口)で、改札脇から地下通路で向こう側に行くと、新しい新幹線口(西口)と、東口と対応した商業施設(フレスタ)ができている。

 実は今回、熊本に来たらぜひ訪ねたいと思っていた店があって、その店が新幹線口のフレスタ内に出店していることを調べてあったのである。雨も降り出していたし、白川口の方にあるホテルに入ってからまた出てくるのは面倒だと思い、とりあえず行ってみることにした。
 熊本ラーメンの店「桂花(けいか)」。
続・九州の旅①鹿児島本線で熊本へ(2014.3.1)_e0320083_18262135.jpg
 ずいぶん昔のことになるが、大学生の頃、新宿末広町にあった店で初めてここのラーメンに出会い、すっかり病みつきになってしまった。その後、新宿東口駅前や渋谷にも店が出来て、わたしは働き始めても40半ばまで、映画を観に年中都心に出掛けていたから、それから何百杯(いや恐らく千の位に軽く乗っているはずだ)食べたかとても判らない。

 映画に飽きて(CGなどが絡んできて映画が変質したと感じたのと、まあ何と言うか、年齢的に責任ある立場から逃げられなくなってしまったこともある)都心に出ることがほとんどなくなり、桂花ラーメンももう10年以上食べていないと思う。その味に、こういうかたちで再会できるのは嬉しいことだった。
 太肉麺(ターローメン)900円。懐かしかった。
続・九州の旅①鹿児島本線で熊本へ(2014.3.1)_e0320083_18284725.jpg
 支払いの時にポイントカードはあるかと聞かれ、ないと言うと、作りますかと言うから、断る理由もないので作ってもらった。でもこのカード、東京の店でも使えるのだろうか?
続・九州の旅①鹿児島本線で熊本へ(2014.3.1)_e0320083_18294512.jpg

by krmtdir90 | 2014-03-06 18:45 | 鉄道の旅 | Comments(5)
Commented by at 2014-03-06 22:31 x
おかえりなさいませ。

鉄道じゃないところに引っかかってしまいましたが、桂花は演劇のお師匠様の好物で、新宿で映画や芝居や演芸に連れて行ってもらった帰りに良く寄っていました。最初は・・・と思いましたが、何度も連れて行かれるうちに好きになって、今でもたまに行きます。

カードは東京のお店にもあるので使えますよ。
Commented by Mh at 2014-03-07 00:30 x
新幹線の方にもあるんですね。
僕は随分前に本店の方に行きました。
Commented by krmtdir90 at 2014-03-07 10:20
コメントありがとう。
智くんへ。東京でも使えるのなら、カード持って久しぶりに新宿に散歩にでも行こうかな。
Mhくんへ。実は翌日、本店の方にも行ったんです。食べることには結構しつこい方なんですね。
Commented by 大森 at 2014-03-12 10:55 x
大森です。
毎回楽しく読ませて頂いております。
九州の鉄道は北海道のそれとは違って開放的なイメージが有ります。
それも華やかなりし頃の名残という事でしょうかね。

僕も桂花は大好物です。
太肉麺うまいですよね。
あれを真似して家で作るラーメンにもざく切りキャベツを入れたりします。

もし九州ラーメンがお好きならば今度は玉名ラーメンも是非ご賞味下さい。
私の母の郷里が熊本の玉名で、行った時には必ず2杯は食べます。
町おこし的にラーメンが盛り上がってますので。
うまいですよ。
Commented by natsu at 2014-03-12 23:25 x
大森くん、コメントありがとう。
JR九州の偉いところは、ユニークな観光特急もあるけれど、非電化のローカル線普通列車用に、キハ125や200系といった、オシャレな新造車輌を投入したところにあると思います。あれで、全体がパッと華やかになりました。
玉名ラーメンなんて知らなかったなあ。覚えておきますよ。
それにしても桂花ラーメン、結構みんな知っているんだね。なんか嬉しいですね。
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