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*読んでくださる方、できれば①から順番に読んでくださると嬉しいのですが。
朝、目が覚めたら、窓の外は一面の霧で何も見えなかった。だが、朝食を食べたりしているうちに霧も晴れて青空が広がった。掛川城が見えている(昨夜はライトアップされていた)。 天竜浜名湖鉄道2日目。天浜線掛川駅の窓口で、この日のフリーきっぷを買った。この日は天浜線内全線通用というもので、1700円だった。 掛川駅8:19発・宮口行きに乗車する。早めに行ったのでまだ乗客がいないから、TH2100型気動車の車内を写しておくことにする。 こういうかたちのセミクロスシート。トイレがないから前後対称である。 途中、豊岡駅で交換待ちがあったので、一応ホームに出て撮影した。 二俣本町・西鹿島間で天竜川を渡った。天竜川橋梁は昨日「かぶりつき」から写したので、きょうは並行する道路の橋を座席の方から撮影。注意したつもりだったが、車内の蛍光灯が写り込んでしまった。 貨物輸送の引き込み線の跡らしい。 9:19、終点・宮口駅に入って行く。TH9200型が上りホームで待っていた。 駅前の様子。 内部もかなり補修が行われているようで、とりたてて特徴的なものがあるわけではなかった。 9:30、折り返し・天竜二俣行きが出て行ったあと、駅には全く人気(ひとけ)がなくなった。あんまりいい天気なので、少しだけ大胆な気分になった。構内踏切から少しだけ(かなり?)線路の方に踏み出して、何枚か写真を撮った。 滞在時間22分。9:41発・掛川行きがやって来た。これで一駅戻るのである。 9:44、岩水寺(がんすいじ)駅で下車する。 ホームの先端の方に灰皿があったので、煙草を一本吸った。 上の写真でも判るが、この車輌には遠足?に行くらしい小学生の一団(20人くらいだったか)が乗っていた。「かぶりつき」のところにも男子が2人立っていて、わたしは座席の方に座るしかなかった。宮口駅を過ぎて、次のフルーツパーク駅で彼らは下車して行ったが、そんなわけで「かぶりつき」から撮る駅シリーズは、フルーツパーク駅で途切れることになった。 途切れたのだから終わりにしてもよかったのだが、何となくそうはならなかった。車内は一気に空いてしまったし、天気もいいことだし。 というわけで、フルーツパーク駅を出ると間もなく都田(みやこだ)川橋梁(登録有形文化財)を渡った。 そして、都田(みやこだ)駅。 次の常葉(とこは)大学前駅。 金指(かなさし)駅に入って行く。 この駅は、駅舎は文化財ではない。 文化財の「登録」制度というのは、国の「指定」よりもずっと広い範囲をカバーする制度で、登録を受ける側の姿勢といったものがかなり影響しているようだ。「登録」する意志があるかどうかで決まってくるという側面があるように思われる。36件を一括登録したのは、天竜浜名湖鉄道としてのこうしたものに対する積極的な意志の表れなのである。 もう一つの有形文化財は、この向こうに見えている、 さて、駅舎の外観はこういう感じになってしまう。 金指駅の滞在時間は54分。きょうはけっこうのんびりした日程なのである。 行き違いになる上りの掛川行きはかなり早めにやって来た。 11:12発(遅れなどを反映させると混乱するので、時間の記述はすべて時刻表に基づく)。 金指駅を出て少し行くと、コンクリートの奇妙な建造物をくぐった。 岡地(おかじ)駅。 ホームだけの小さな無人駅だが、第三セクター天浜線に転換する時、近くの気賀高校の生徒たちのために新設された駅だったというから、時代の移り変わりを感じさせる出来事ではあると思う。 次の下車駅は気賀(きが)駅である。11:17、新所原行きを見送った後、 駅舎も登録有形文化財で、 実は、この駅でちょうど2時間の滞在時間を作ってある。天浜線は昼間はほぼ1時間に1本の運行だから、上り下りを組み合わせない限り、1時間にするか2時間にするかという選択なのである。せっかくこっちの方に来たのだから、この日の昼食はうなぎにしようと決めていた。調べてみたらちょっと有名な店があるようだから、余裕を持ってそこに行ってみようと思っている。 これが駅正面の道。 表の通り。気賀四ツ角とあって、正面に天浜線のガードが見えている。 こういう場合、投げやりな気持ちになって、何でも食べられればいいとなってしまうのが一番まずい。歩いて来た途中には食堂らしきものはなかったから、ここはもう一度駅に戻って(もちろん駅舎の中華屋という選択はありえない)、改札口の横にあった観光案内所で聞いてみるのが最良の選択ではなかろうか。うなぎという線はやはり譲りたくない。 案内所の女性は気賀のウォーキングマップをくれて、それを示しながら別のうなぎ屋を紹介してくれた。目当ての店が休みだったのだと言うと、わざわざインターネットで営業していることを確認してくれた。地図で見ると、さっきの天浜線のガードのすぐ先だったようだが、まあ仕方がない。女性が言うには、店は曳舟橋という橋のたもとにあるから、前の踏切を越えて真っ直ぐ川べりに出てしまうのがいいだろうということだった。 で、言われた通りに歩いて、都田(みやこだ)川の川岸に出た。 川の土手が遊歩道として整備されていた。 向こうに見えるのが曳舟橋のようだ。 でも、うなぎが食べられたから(ビールも飲めたし)、すっかり満足しました。
by krmtdir90
| 2015-05-01 10:03
| 鉄道の旅
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