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主なテーマ、最近は映画ばかりになってしまいましたが、この何年か海外旅行にも興味があって、もともとは鉄道旅、高校演劇、本などが中心のブログだったのですが、年を取って、あと何年元気でいられるかと考えるようになって、興味の対象は日々移っているのです。
by natsu
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シベリアの旅⑦シベリア鉄道5・イルクーツク到着(2015.8.13)

 *読んでくださる方、できれば①から順番に読んでくださると嬉しいのですが。

 添乗員作製の時刻表と地球の歩き方所収の途中駅一覧には、ウラン・ウデ駅を出て次の短時間停車駅・ムィソーヴァヤ駅までの間には、通過駅が9つあると記載されていた。ところが、前回触れたそれ以外と思われる簡単な乗降場のような駅が、やはりけっこう短い間隔で目につくのである。
 気になり始めると放っておけず、何とかうまく写真に収めたいと準備はしていたのだが、なにぶん線路際にサッと現れてすぐに通り過ぎてしまうので、なかなか捉えることができなかった。幾つか通り過ぎた後で、2線が3線に広がったところに現れたホームを、やっと何とか写すことができた。確認すると、駅名標がうまく写り込んでいた。
シベリアの旅⑦シベリア鉄道5・イルクーツク到着(2015.8.13)_e0320083_2122154.jpg
 地球の歩き方の駅名一覧にはロシア語表記が併記されているから、これと付き合わせてみることで、この駅(乗降場)が9つの通過駅には含まれていないことが確認できた。

 さらに昨夜、ウラン・ウデについてインターネットであれこれ調べているうちに、ようやく利用価値のある「weblio地図」というページにたどり着いたのである。かなり詳細なところまで調べられる地図で、シベリア鉄道の線路と駅もしっかり載っていた。しかも素晴らしかったのは、駅名については日本語(カタカナ)とロシア語の両方が記載されていることだった。
 ウラン・ウデ駅を出発して、スクロールしながら線路をたどっていくと、9つの駅以外の駅もすべて載っていることが判った。嬉しくなって、ムィソーヴァヤ駅までの途中駅を一生懸命メモ用紙に書き写した。この地図のカタカナ表記は、地球の歩き方などのカタカナ表記とは若干ズレがあるようで、ムィソーヴァヤ駅はミソヴァヤ駅となっていたが、これが同一の駅であることはロシア語表記から確かめられるのである。

 結局、ウラン・ウデ駅とムィソーヴァヤ(ミソヴァヤ)駅の間には、21もの駅が確認できたのである(ただ、ムィソーヴァヤ駅の一つ手前にあるはずの通過駅・ボヤールスキー駅だけが、この地図には記載されていなかった。このあと撮影した写真の中にボヤールスキー駅はあったので、駅の存在は確認されるのだが、どうして地図に載っていなかったのかは不明のままである)。
 ともあれ、これによって1枚目の写真がソスノヴィ・ボルという駅であることが明らかになったのである。

 「weblio地図」というページが見つかったことで、このあといろいろなことが思いがけず判明したりすることになった。少しして列車は割と大きな川を鉄橋で越えたのだが、この川がセレンガ川という川であることも判った。複線の線路それぞれが別の鉄橋で川を渡ることも、地図は正確に示していたのである。
 セレンガ川の前に、もう一つ駅があった。
シベリアの旅⑦シベリア鉄道5・イルクーツク到着(2015.8.13)_e0320083_2124295.jpg
 9つの駅以外の小駅のようにも見えたのだが、地図によれば、ソスノヴィ・ボル駅とセレンガ川の間にはもう、9つの駅の一つ・モストヴォイ駅しかないことが判り、上の写真がそれであることが特定できたのだった。

 セレンガ川を渡る鉄橋。
シベリアの旅⑦シベリア鉄道5・イルクーツク到着(2015.8.13)_e0320083_2125378.jpg
 複線の線路はそれぞれ別の鉄橋で川を渡っている。トラスの形が異なっていたり、古さに差があるように見えるのは、一方は単線から複線になる時に新たに架けられた橋だからだろう。
シベリアの旅⑦シベリア鉄道5・イルクーツク到着(2015.8.13)_e0320083_2126128.jpg
 セレンガ川は、モンゴルから流れ出てバイカル湖に注いでいる川のようだ。
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 セレンガ川を過ぎてすぐのところにあったこの駅は、9つの駅以外のペトゥホフカ駅である。
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 次のこの駅は駅名標が写り込んだ。これも9つの駅以外のコロス駅である。
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 しばらくしてから撮った下の駅は、手掛かりがなく駅名を特定することはできないが、左の方に駅舎らしき建物が写っているので、9つの通過駅の一つであろうと思われる。
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 いよいよ車内での食事も最後になった。昼と夜は毎回ビールを飲んでいたから(ロシア語ではビーヴァと言うらしい)、添乗員やガイドはすっかりそういう人だと記憶してしまったようだ。
 食後に、添乗員がウラン・ウデ駅で購入したらしい、バイカル湖名物のオームリ(バイカル湖に棲息する白身の魚)の燻製をみんなに振る舞ってくれた。
シベリアの旅⑦シベリア鉄道5・イルクーツク到着(2015.8.13)_e0320083_2129030.jpg
 天気はどんどん回復していて、このあとハイライトのバイカル湖岸を行くころには、薄雲はあるもののすっかり晴れてしまった。

 9つの通過駅の中で、最後のボヤールスキー駅(「weblio地図」には載っていないが、駅舎の駅名表示を拡大すると判読できるので、間違いはない)。
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 ボヤールスキー駅を過ぎるとバイカル湖が見え始めた。
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 湖はコンパートメント側の車窓にあったから、ここからは上部の窓を開けて、例の当てずっぽう撮影で行くことにした。列車は湖岸にぐっと近づくかと思うとすっと内陸に入ったりと、変化があって飽きることがなかった(腕が痛くなるので、撮影は休み休み行った)。
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 湖岸にはけっこう車が入っている場所もあって、グループでキャンプを楽しんでいるようだった。水着姿の人もたくさん見かけた。
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 バイカル湖は琵琶湖の46倍もの面積を持っているようで、向こう岸も見えるはずはなく、結局は海と同じで、撮影していると次第にマンネリになってくるというのも事実である。
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 12:56到着予定の短時間停車駅・ムィソーヴァヤ駅に約10分遅れで到着した。廊下側(バイカル湖の反対側)に建物がある様子だったので、上部の窓の脇から手を出して撮影した。
 附属の建物はいろいろあるが、なかなか駅舎にならない。
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 次の2つは駅の外の建物のようだ。
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 どうやら工事中のフェンスに囲まれたこの建物が駅舎で、
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 その横のこちらが(たぶん)仮の駅舎ということのようだった。
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 下車した人たちが構内踏切のある方へ歩いて行く。
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 やや高さのあるきちんとしたホームなので、線路を渡ることは考えないらしかった。

 湖に面した集落。
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 この薄いピンクの花はたぶんヤナギランである。
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 信州・霧ヶ峰の八島湿原で見た時に名前を覚えた、わたしが名前の判る数少ない高山植物の一つなのである。これはバイカル湖畔のあちこちの線路際に咲いていた。

 廊下側の窓から。バイカル湖とは反対側の景色。
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 こんなところにも小さな駅(乗降場)があった。
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 昼食の時、添乗員にこれらの駅のことを話してみた。恐らくこういう駅に停車しながら運行している普通列車があるはずだが、そういうものについて、例えば日本の駅などに置いてある駅の時刻表のようなものはないのだろうかと相談してみた。
 面倒なことを言う人だと思ったかどうか判らないが、彼女はガイドと一緒に車掌のところに聞きに行ってくれたらしく、あとで車掌が持っている時刻表(運行マニュアルのようなものらしく、厚さのある冊子だった。ロシア語だからもちろんよく判らないが、それにはこうした長距離列車の時刻などは載っているが、各駅停車の区間列車のようなものは載っていないようだった)を借りて報告に来てくれた。結論はここでは判らないということだったが、ちゃんと対応してくれたのには感心した。
 彼女はイルクーツクでも新しいガイドに聞いてくれたようで、ロシアのインターネットでは調べることができるけれど、印刷された駅の時刻表のようなものはなさそうだと教えてくれた。

 15:12、短時間停車駅・バイカリスク駅に到着。さっきの遅れは解消していた。撮影は廊下側の窓から。
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発車したのでコンパートメントに戻り、そちら側(バイカル湖側)を見るとバイカリスク駅の側線がまだ続いていて、貨物列車がちょうどいい離れ方で停車していた。で、ちょっと撮影してみたのだが、見当のつけ方がやや低かったようで、もう少しで頭が切れてしまうところだった。でも何とか撮れていたこれは、明らかにディーゼル機関車である。
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 調べてみると、運良くインターネットで見つかった。側面のТЭМ18ДМというのが車輌形式で、796というのが車体番号のようだ。ТЭМ18形というのは、ソ連崩壊後の1992年以降に製造されたディーゼル機関車で、ТЭМ18ДМ形はそれをさらに-50度Cの寒さにも耐えられるよう改良した機種ということらしい。-50度Cに対応しなければならないのだから、ロシアの鉄道は大変だと思う。

 空はすっかり快晴になってしまった。いつの間にか向こう岸が見えるようになっている。バイカル湖の西端が近づいてきているのである。
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 列車はバイカル湖に別れを告げて、湖の最西端にあるスリュジャンカⅠ駅に入って行く。最後の短時間停車駅である。
 建物はコンパートメント側にある気配だから、例の当てずっぽう撮影で挑戦した。最初のうちはうまく撮れていたが、
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 メインの駅舎では見事に失敗してしまった。
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 列車は駅舎を通り過ぎたはるか先の方に停車したので、もう後の祭りだった。フォローする方法もなかった。

 ガイドブックなどによれば、この駅で電化方式が交流から直流に変わるので、機関車交換があると書かれていた。添乗員も同じようなことを言っていた。しかし、それならば短時間停車では済まないはずだから、変だなと思っていた。実際のところは停車2、3分で発車してしまったから、交換は行われなかったようである。
 イルクーツク駅に到着してから先頭を確認してみたら、昨日チェルヌィシェフスク・ザバイカリスキー駅で付け替えた青い機関車がそのまま連結されていた。あれは交直両用機関車だったのだろうか。それ以外は考えられないと思った。
〔あとでさらにインターネットを見ていたら、ロシアには交直両用機関車は存在しないはずだから、方式を直流から交流に変換する工事を行ったのではないか、という推測が書かれたページにぶつかった。なるほど、そういうこともあったのか。〕 

 スリュジャンカⅠ駅を出ると、列車は大きくカーブを描きながら次第に高度を上げ始める。
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 こもあとイルクーツクに向けて、シベリア鉄道は急峻な山越え区間に差しかかるのである。右に左にカーブを繰り返しながら徐々に高度を上げていくのだが、長大トンネルで山をぶち抜いてしまおうという考え方は、建設時はもちろん(20世紀初めの建設時にはトンネル掘削技術がまだ未発達だったのかもしれないが)現在でもないのであろう。どうも記憶がはっきりしないのだが、途中にトンネルはほとんどなかった(あってもごく短いもの)ように思う。

 この区間の風景写真はない。線路際に崖が迫っていたり、見通しのあるところでも車窓の変化が目まぐるしく、なかなか撮るチャンスが来なかったのである。
 ただ、例の乗降場のような小駅はこんな区間でも見かけた。
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 ロシアでは庶民の多くがダーチャという別荘を所有しているようだが、こうした山中にもダーチャらしき建物や人家などがあったりするらしく、もう「weblio地図」で調べることはしなかったが、決して未開の山の中ではなかったのである。
 しかし、山の中だったからだろうか、簡易な待合所が附属しているホームもあった。

 最高所を過ぎて線路が下り勾配になると、間もなくホームの周囲にも家々の姿が戻って来た。
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 イルクーツクの郊外といったところだろうか。
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 早めに下車の準備をする。使用したシーツや枕カバーなどは自分で外して車掌に返却することになっているらしい。添乗員やガイドが手伝ってくれる。マットレスも畳んでおく。スーツケースは廊下に出しておくと、旅行社が頼んだポーターがバスまで運んでくれることになっている。

 やがて、アンガラ川が見えてきた。バイカル湖から流れ出てイルクーツク市街を貫く大きな川である。
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 大きな橋が架かっている。手前に見えている線路は工場か何かへの引き込み線だろうか。
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 川面にボートなどが浮かんでいるようだ。
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 今宵のホテル、イルクーツクホテルも見えている(左の白い建物)。
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 18:35、ほぼ定刻に列車はイルクーツク駅に到着した。下車したところで添乗員の音頭で、列車をバックにツアーの集合写真を撮った。その後は、ツアーだからすぐに移動を始めてしまい、ゆっくりあたりの写真を撮っているわけにはいかない。でも、やはり撮らないわけにはいかないのである。
 われわれの列車の先頭機関車。やはり青い電気機関車が連結されていた。
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 この中央奥が駅舎だろうか。
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 完全な逆光だし、間に別の列車などが停まっていて、こちらからはよく判らなかった。
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 この駅は跨線橋ではなく地下道で駅舎につながっているようだ。
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 ホームの右側に停まっているこれは電車のようだ。編成も短そうだし、これがあの小さな駅たちをつないでいる区間列車なのかもしれない。
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 地下道の階段にエスカレーターはなかった。階段を上って駅舎の中に出たところで、地下道を写そうとしたら上の電光掲示板が目に入って、思わずそちらを写してしまった。
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 しかし、ここに表示されているのは発着する列車の時刻などに違いないのだが、拡大して見てみても、どうもどういう順序でどういう情報が表示されているのかが、雑然としている感じで皆目見当がつかないのである。
 みんなの後を追いながら、駅舎内部の右と、
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 左と。
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 出口の手前にゲートのようなものがあるが、別に何かをチェックしているということでもなさそうだ。
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 ツアーだから仕方がないが、あっという間に外に出てしまう。
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 駅舎を出た左の方にバスが待っていた。ここまで来て、ようやく少しゆとりができる。スーツケースが全部運ばれてくるまで待たされたのだが、こういう時間がないとゆっくり写真も撮れないのである。で、改めて駅舎全景。
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 駅舎の向こうの方はどんな具合になっているのか、よく判らない。もう少し正面の方から見てみたいのだが、どうもそんな行動がとれる雰囲気はないのである。まあ、仕方がない。
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 前の道路にはトラム(路面電車)の線路が通っている。トロリーバスも走っているようだ。
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 アンガラ川を渡ってホテルに向かった。ホテルはイルクーツク駅の対岸、斜め向かいといった位置にあったが、部屋の窓からはちょうど木が邪魔をして駅舎は見えないようだった。
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 ホテルのレストランで久し振りにゆっくりした食事をして、部屋に入って3日振りの風呂に入り、この晩はさっぱりした気分でゆっくり休みました。 
by krmtdir90 | 2015-08-24 22:16 | 海外の旅 | Comments(1)
Commented by ガーゴイル at 2020-08-20 22:49 x
シベリアとシビルは別の場所である。
シビルは冷戦終結後
ソビエト連邦からロシア連邦になった。
<< シベリアの旅⑧イルクーツク散歩... シベリアの旅⑥シベリア鉄道4(... >>


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