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午前中のブハラ散歩の続きである。あとで地図を確認すると、われわれはホテルからごく近いところを歩き回っていたことが判った。だから、このあたりはまた、午後の自由時間に妻の買い物につき合って来ることになるのだが。
手作りハサミ工房。 ホテルの前を通り過ぎてさらにちょっと行くと、午前の見学の最後になるラビハウズという池があった。ハウズとは池を表している。 撮影した時は何も判っていなかったのだが、何となく撮った脇のこの建物にその名前が付いていて、これはナディール・ディヴァンベギ・ハナカと言うらしい。 さて、というところで午前の見学は終了。 ラビハウズとホテルの中間にあったレストランが昼食場所だった。 13:15ごろ、ホテルに戻った。 午後は自由時間になっていたが、例によって添乗員やガイドが希望者を買い物などに連れて行ってくれることになっていた。集団で歩くのは少々疲れてしまったので、われわれは買い物は後回しにして、別行動で旧市街の外れにあるチョル・ミナルというのに行ってみることにした(昼食時に添乗員が、こんなところもありますよと写真を見せながらみんなに紹介してくれたのだ)。 単独行動(妻が一緒だけれど)ということになると、わたしは何となく元気が出る。そういう性格なのだと思う。ホテルの中庭で煙草を一本吸ってから行動開始。 地図を片手にさっきのラビハウズを通り過ぎて行く。 ラビハウズに隣接して作られていた公園(ラビハウズは右手にある)。 ここにも名前が付いていた、ナディール・ディヴァンベギ・メドレセ。 もう一つの建物、クカリダシュ・メドレセ。 さて、目的のチョル・ミナルは地図によれば、周囲に歴史的建造物などは何もない、普通の家並みの中にぽつんとあるように描かれている。最初はそれなりに広い道を行けばいいが、 ここで救いの目印を発見した。 チョル・ミナルは道路より一段低くなったところにあったが、周囲が池のような感じになっている。 周囲を回って行くと、民家に接しているように見えた裏側に、人が通れるくらいの狭い通路が通っているのが判った。 裏側の通路を抜けたところが少し広くなっていて、5~6人の子どもたちが遊んでいた。言葉は通じないが笑顔と身振りは通じる。男の子がカメラの前でポーズを取ってくれた。 あとで思ったが、こういうシーンを写真に撮ることは出来ないものだ。その時はシーンそのものが大切なのであって、写真に撮ろうとしたらその空気が壊れてしまうような気がした。 もうしばらくチョル・ミナルを眺めてから、来た時とは別の道をたどって帰ることにした。 狭い路地のようなところを抜ける。 しばらく行くと、右側にこんな表示の掛かった戸口が開いていた。19世紀のハウス・ミュージアム? 昔はそれなりに立派な家だったのかもしれないが、 帰りに1人10000スム(約400円)を請求された。値切ることも出来たかもしれないが、面倒なので言われたままに払って外に出た。知らない国ではいろんなことが起こる。 道に迷うこともなく、3時過ぎにはホテルに帰り着いた。 16:00、希望者はホテルのロビーに集合して、午前中見学したカラーン・モスク、カラーン・ミナレット、ミル・アラブ・メドレセが立ち並ぶ広場に向かった。広場を望む店の屋上でティータイムの企画である。 店の脇から中に入り、 カラーン・モスクの方は逆光になってしまったが、モスクの回廊が288の小さな丸屋根で覆われているというのが良く見て取れた。 ここからは妻の買い物につき合った。いろんな店を覗いていろんなものを買ったが、写真は1カ所を除いてまったく撮っていない。その1カ所、手作りハサミ工房でコウノトリの小さなハサミを妻は5つも買ったのだが、サービスでその柄の部分にローマ字で名前を入れてくれているところ。 最後はこの日の夕食で行ったレストラン。
by krmtdir90
| 2016-05-01 22:40
| 海外の旅
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