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12月21日(木)続き
小型バスでアンコール・トムに移動した。 アンコール・トムは12世紀末に作られた一辺約3キロの城壁に囲まれた王都で、中には様々な遺跡が残されている。時間が限られているわれわれのツアーは、ここでギリギリまで見学箇所を絞り込んだようだ。まあ、仕方がない。 バスは遺跡の東側から城壁の中に入ったようで(大型バスだと中に入れないらしい)、バスを降りてここが見学のスタートになった。 こちらには側面にガルーダ(神話上の怪鳥、カンボジア国立博物館に像があった)のレリーフがあり、 で、ガイドはわれわれを壁画(レリーフ)のある第一回廊の方に案内した。 遅ればせに撮った2枚。 東面から南面に回り込んで行く。
わたしの興味はすでに奥にある塔の方に移っている。 中央にある一番高い中央祠堂。 出て来たところは南門で、そこからの眺め。 また小型バスに乗って、最後の見学地アンコール・ワットに行った。ここは駐車場も完備していて、降りてからかなり歩いた。 アンコール・ワットは広い堀割に囲まれている。 右手の方に観光客用の幅広の浮橋がかかっていて、そこを渡って行く。 門を出たところでガイドが、壁面に歯を出して笑う珍しいデバター(踊り子)のレリーフがあると言って説明を始めた。みんな面白がっていたようだが、わたしは興味が湧かず離れたところにいて、みんなが動き出した後で行ってみたがどれがそうなのか判らなかった。 というわけで、これは歯を出して笑うデバターの近くにいたデバターである。 これは左手の経蔵。 この先に5つの尖塔を持つ中央祠堂があるようだが、ここからは行けないようになっている。 時計回りに歩いて行くと、 とにかくこの上は第三回廊というところで、眺めがいいとガイドブックには書いてあったが、こんなところに登る人の気が知れない。 第二回廊の壁面の方も見ておく。 デバター(踊り子)のレリーフ。 最後にもう一度、尖塔に行く石段の恐るべき傾斜を確認。 このあとは再び第一回廊に戻り、 このあとは旅の帰路ということになる。 バスはシェムリアップ市内に戻り、とあるホテルの前に横付けになった。一泊はしないけれど、ホテルの部屋が一時的に使えるようになっていて、シャワーと着替えができるように手配されていた。このまま泊まってしまいたかったが、一泊削った旅行社としては最大限の配慮だったのだろう。部屋にどれだけいられるかは昼間の行程の進捗次第とされていたが、結果的に40分というのはギリギリセーフという感じだった。晴れていて汗もかいたし、埃にもなっていたからこれは有り難かった。 このあとバスでシェムリアップ空港に向かったが、普通だとここで行程に入ってくるレストランで夕食というのがカットになっていた。代わりに一人20ドルが手渡され、空港内で各自お済ませくださいということになった。それでまったく構わないし、シャワーと着替えの時間を確保したのはヒットだったと思った。 シェムリアップ空港は一応国際空港とされていて、小さいながら中の施設も完備していた。出国手続きのあとで、吉野家が出店していることを知って牛丼を食べた。 これがお店の外観。 搭乗開始時間になると、順次外に出て飛行機まで歩いて行くかたちだった。 所要1時間45分、22:15、ハノイ・ノイバイ国際空港に到着。 乗り継ぎ時間は2時間以上あった。 12月22日(金) 機内で時差修正を行い、時計の針を2時間進めた。 所要時間は4時間20分、エコノミーだったので、眠る気もなかったし眠れなかった。 成田空港到着は7:00、ほぼ定刻だった。 今回の旅はとにかく天気に恵まれた。前回のロシアの時の悪天候を完全に挽回した。最終日の強行軍はいただけなかったが、毎日の行程が変化に富んでいて楽しかった。満足したので、船旅はこれで打ち止めかなと思っている。おしまい。
by krmtdir90
| 2018-01-11 22:48
| 海外の旅
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