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主なテーマ、最近は映画ばかりになってしまいましたが、この何年か海外旅行にも興味があって、もともとは鉄道旅、高校演劇、本などが中心のブログだったのですが、年を取って、あと何年元気でいられるかと考えるようになって、興味の対象は日々移っているのです。
by natsu
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2016年 11月 28日 ( 1 )

ベトナムの旅③ホイアン・ハノイ(2016.11.14)

 11月14日(月)、ホイアンからハノイへ。
 この日は非常に余裕のある日程で、ホイアンのホテルを発って、ダナンからハノイへ飛行機で移動するのが中心の日程になっていた。
 海外旅行に出るようになって、わたしが愛用している旅行会社はワールド航空サービスというところなのだが、ここは顧客をほぼ高齢者に絞り込んでいて、他の旅行社よりもかなり割高になるが、料金を抑えるために訳の判らぬ寝具店や宝飾店などに連れて行かれることもなく、日程の組み方もゆとりがあって、その中でそれなりの自由度も確保されているので、何と言うか、すっかり気に入ってしまったのである。宣伝する気はないが、諸々のことを考え合わせると割高も納得できる気がしている。

 ホイアンの天気は快晴である。
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 朝のうちは涼しい感じもあるが、すぐに暑くなるのだろう。ただこの日は、前日までと比べると湿度が若干低めのような気がした。

 さて、この日のロビー集合は10時15分となっていた。チェックアウトなのでスーツケースの整理なども必要だが、時間があるので希望者は朝の散歩ということで、添乗員が旧市街の方に連れて行ってくれるという。何度も歩いているが、暇なので行ってみることにした。
 また市場に行ったが、朝の時間帯(8時半過ぎ)なので、昨日と違って非常に活気に溢れていた。
 まず、昨日はぶれてしまって載せられなかった食事の出来るスペースの写真を載せておく。。
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 ここは真ん中の通路部分なので、両脇の方には食事中の人もけっこういた。
 建物の先に抜けて行くと、屋外市場にも人がたくさんいて、
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 一応屋根がついている肉や魚の売り場もみんな営業中で、商売も佳境という感じだった。
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 野菜などはテントやパラソルの下だったが、たくさんの品物が所狭しと並んでいた。
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 ベトナムでは都市部は別にして、冷蔵庫で保存するという習慣はあまりないらしく、朝のうちに市場に来てその日その日の食材を買って行くという家庭も多いらしい。肉や魚の売り場も冷蔵とかはあまり考慮されていないようだから、朝から午前中のうちに売り切ってしまうことを考えているようだった。とにかく日中は必ず暑くなるのだから、ベトナムでは朝の涼しいうちにいろいろなことを済ませようという感覚が人々の中にあるのだと思う。市場もそれに対応して、朝のうちが混雑のピークになっているのだろう。

 ところで、ベトナムの小学校は朝7時に始まるという話を聞いたので、帰ってからちょっと調べてみた。都市部と地方の格差が激しく一概に言うことは出来ないが、学校の収容能力などが不足しているため、7時~11時、13時~17時という2部制授業を行っているところが多いようだった。ベトナムでは義務教育は小学校(5年制)だけのため、7時からの4時間授業だけで一日が終わる子どもは、塾などに通える富裕層の子どもとの間に大きな学力差が生じているらしい。
 様々な問題状況に踏み込むときりがなくなるので止めておくが、とにかく朝7時から学校が始まるというのは事実だった。通学は親や祖父母がバイクで送り迎えするのが普通で、その時間帯に子どもを乗せた2人乗り、3人乗りのバイクが多く見られるということらしい。いずれにしても、ベトナムの人々の朝が非常に早いというのは確かなことのようだ。

 また別の話だが、クーラーのある家でも余程のことがない限りそれを使うことはないのだそうだ。電気の使用量が一定値を超えると料金が一気に高くなるように設定されているため、富裕層以外はできるだけ電気の使用を控える工夫をしているらしい。家を開放的な造りにしたり、家の前の路上で涼んでいる人が多いのはそのためもあるようだ。
 ベトナムの人々の生活は非常に興味深いことも多いが、一旅行者としてはあまり付け焼き刃的な知識を並べるのは失礼かもしれないので、このくらいにしておく。

 散歩の帰りに、3泊したホイアン・ヒストリック・ホテルの正面を一枚。
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 バスは11時にはダナンの市内に入った。飛行機の時間の関係で、早めの昼食になるという。これがダナンのレストラン。
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 お昼のビール(ピントが後ろに合ってしまってピンボケだが、また違う種類なので載せておく)。
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 ダナン空港。
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 われわれが乗るベトナム航空VN174便。
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 13:40、ダナン空港発。15:00、ハノイ空港着。
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 バスで今晩のホテルに向かう。
 ハノイ市内でまず目を引いたのが、道路沿いに建つ建物の姿。
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 それぞれ道路に面した間口はかなり狭く、押し合うように3階、4階と上に向かって伸びている。1階は店舗のような作りになっているが、やっている形跡もなくシャッターを閉めた建物も多い。この作りはこのあともけっこう見かけた。
 あとはやはりバイク。さすがに車の姿も多いが、バイクはその間を縫って縦横無尽に走っている。存在感はやはり圧倒的にバイクである。
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 ハノイのホテルは旧市街の雑然とした道路に面していた。
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 車寄せなどのスペースはまったくないから、バイクと車がひっきりなしに通る道路の向かいに一時停車した。バスを降りてから、道路を横切るのはマジ!怖かった。スーツケースなどは係の人が運んでくれたが、やはり道路を横切って運ぶのは大変だっただろう。
 正面玄関の階段を上がったところから道路を振り返ったところ。
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 道路の向かい側に行ってホテルの全体を撮りたいところだが、とてもそんな危険を冒す気にはなれない。われわれのバスもなかなか前に進めないようだ。

 このホテルはシルク・パス・ホテルと言い、ハノイでは中級のホテルだと思うが、やはり市街地の真ん中なので間口は広くなく、奥に向かって広がっているようだった。機能的ではあるけれど部屋は狭く、スーツケースを2つ広げるのは少々苦しかった。コースの中では中継地点での一泊ということなので、旧市街の雰囲気を間近に感じられたのは良かったと思う。
 夕食はバスで外のレストランに行ったのだが、バスはホテルの前に長く停まっていられないから、どこか他の場所に待機していたのをタイミングを見計らって呼び、サッと乗車してすぐ発車するという段取りになっていた。
 バスを待ちながら、ホテル前の道路の夜の様子。
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 走り出してから一カ所、凄い渋滞に捲き込まれた。全然前に進めない。
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 バスは僅かな隙に左折して、少し迂回したようだ。このバイクと車がひしめく中をバスで通るというのは大変なことだと思った。
 これがレストラン。
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 夜のビール。
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 この日は夕食後にもう一つ日程が入っていた。ユネスコの世界無形文化遺産に登録されているベトナム最古の伝統芸能(雅楽)「カーチュー」の演奏を聴きに行くというものである。レストランの前から再びバスで移動。下車した広い通りから脇道に入って行くと、
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 ここが小さな劇場の入口。タンロン・カーチュー・クラブというところだったようだ。
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 入るとさらにこういう建物があって、外の喧噪とのあまりの落差にびっくり。
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 中には20席ほどのイスが用意されていた。
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 古いお寺の建物を演奏場所として使っているらしい。
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 最初、リーダーらしい女性(黒い服)がカーチューについて説明した(現地ガイドが通訳)あと、演奏が始まった。
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 曲が変わる時に奏者が入れ替わっているが、↓これがカーチューの基本の演奏形態のようだ。
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 帰ってから調べた結果で説明を加えるが、中央の女性がダオヌォンと呼ばれる歌い手で、独特の節回しで歌いながら、手にしたスティックで下の板を叩きながらリズムを取っている(楽器名はファィック)。右の女性が弦楽器で、ダンダイーと言う楽器らしい。左の男性は打楽器で、チョンチャウと呼ばれる太鼓である。
 いろんな楽曲が歌われたが、どれも哀調を帯びた節回しが独特で、聞き入ってしまった。
 最後に、演奏に合わせて歌と舞いが披露された。
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 終わりのご挨拶。
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 これはなかなか好企画だったと思った。

 外に出たのは午後9時頃だった。
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 この時間になっても道路には人がたくさん出ていて(もちろんバイクも走っている)、両側の店から歩道にはみ出した小さなイスと小さなテーブルで、多くの人たちが涼みながら飲食したり談笑したりしていた。庶民的で、経済的には決して豊かではないのだけれど、この独特の活気がベトナムなのだと思った。
by krmtdir90 | 2016-11-28 17:45 | 海外の旅 | Comments(0)


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