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主なテーマ、最近は映画ばかりになってしまいましたが、この何年か海外旅行にも興味があって、もともとは鉄道旅、高校演劇、本などが中心のブログだったのですが、年を取って、あと何年元気でいられるかと考えるようになって、興味の対象は日々移っているのです。
by natsu
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次はどうするか?

 JR北海道のホームページを覗いてみたら、7月6日の北斗14号車輌火災の影響が、しばらく続いてしまうことが分かった。
 結局、エンジンそのものに欠陥がある可能性が否定できず、同型のエンジンを搭載する北斗とサロベツは、当面8月31日まで全面運休することが決まったという。夏の観光シーズンだというのに、札幌・函館間と札幌・稚内間で、輸送力の大幅ダウンが夏の間ずっと続くことになってしまったのだ。

 関連するニュース解説などを拾い読みしてみると、この種の車輌事故がJR北海道にばかり集中して起こっていることを問題視する意見が多く、会社の体制に何か大きな弱点があるのではないかという指摘が大勢になっていた。

 中で、なるほどと思ったのは、この種の事故がほとんど特急用気動車で起こっていることから、そもそもディーゼルエンジンというものが、特急運転の120km/hとか130km/hというスピードについて行けないというか、向いていないのではないかという指摘である。
 エンジンについての詳しいことは知らないが、エンジンの能力ギリギリのところでの高速運転の連続は、エンジン各部にかかる負荷も相当大きなものになるだろうし、比較することはできないかもしれないが、普段キハ40とかキハ54とかに乗っている感覚からすると、ディーゼルエンジンというのは元々が非力なものであって、そんな高速を追求すべきものではないのではないかという印象が消えないのである。

 いずれにしても、短期間に立て続けに似たような事故が起こるのでは困るし、問題のありそうな車輌を運休にして、根本的な分解調査を行うというのは当然の対応だと思う。
 しかし一方で、何でも速ければいいんだという、他の交通機関に対する対抗上仕方のない面はあったのかもしれないが、JRのスピード至上主義というか、そういう単一の価値観に囚われすぎた側面が、ある意味関係していたのではないかとも思うのである。

 スピードや安さは、飛行機やバスに任せてしまえばいいのではないか、あれらは「移動手段」に過ぎないが、鉄道はそれに乗ること自体が「旅」なのだという観点を、もっと大切にしてほしいと思う。
 北斗が走っている室蘭本線や函館本線、サロベツが走っている宗谷本線など、こんな素晴らしい路線は他になかなかないはずである。愛すべきディーゼルエンジンに無理をさせるのではなく、在来線の良さを生かすような運行計画が必要な時なのではないかと思う。

 ところで、わたしにとって問題は、今回の事故が全般的な旅行者の動向や他の列車の運行に、どのような影響を与えるのかという点である。もともとわたしは、特急列車に乗るのは最小限にして、できるだけ普通列車で動きたいと思っているのだから、影響はほとんどないと考えていいのだろう。
 しかし、もとから運行本数の少なかった札幌・稚内間などは(上下各3本だった特急が各2本になってしまって、昼間の特急がなくなってしまった)、次善の策として快速列車の部分に影響が出てくる可能性は否定できないのである。

 冬の宗谷本線は昨年の3月初めに行っているので、今度は夏にぜひ行ってみたいと思っていて、次の候補の最右翼に位置していたのだが。うーん、どうなんだろう。ちょっと悩ましい感じである。
by krmtdir90 | 2013-07-12 16:09 | 鉄道の旅 | Comments(4)

続・北海道の旅⑥帰りの出来事(2013.7.7)

 *読んでくださる方、できれば①から順番に読んでくださると嬉しいのですが。

 大人の休日倶楽部パスの5日目は、釧路から特急と新幹線を乗り継いで、東京まで「移動」の一日になる。だが、全部指定席を押さえてあるから、特に問題はないはずだった。
 ところが、朝、ホテルで新聞を見たら、前日に起きたJR北海道の特急火災のニュースが載っていたのである。(北海道新聞・朝刊)
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 この特急は、わたしがきょう札幌・函館間で乗る予定にしていた、まさにその特急列車だったのである。北斗14号。しかも、何とその火が出た4号車の指定席を取っていたのだ。一日ずれていたら、危ないところだった。

 ところが、話しはこれで終わらない。北斗14号の車輌は使えなくなってしまったから、代わりの車輌がなければ、きょうは走らないということになる。
 しかも、テレビのニュースを見ると、事態はもっと困ったことになっていた。JR北海道ではこのところ、車輌が絡む火災や発煙といったトラブルが立て続けに発生していることから、今回火災を起こしたのと同型のエンジンを搭載している車輌をきょうはすべて運休にして、総点検を実施するというのだ。

  札幌・函館間というのは、北海道のJRの中でも最も主要な幹線であって、スーパー北斗と北斗が交互に、ほぼ1時間おきに走っている。北斗が全部運休してしまえば、この間の輸送力は単純計算で2分の1になってしまい、どうしても混雑は避けられないことになってしまう。
 実は今回、1台前のスーパー北斗12号の指定席を取ろうとして、満席だったので次の北斗14号にしたという経緯があったのである。その後に接続するスーパー白鳥や新幹線を押さえているわけだから、北斗14号がなくなってしまったら、結局、スーパー北斗12号の自由席で函館まで行く以外、方法はないのである。

 ということで動き始めた最終日。全く何が起こるか分からない。
 まず、釧路駅のスーパーおおぞら6号。8:39発。
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 普通なら南千歳で乗り換えればいいのだが、始発駅に行った方が座れるかもしれないと考えて、札幌に向かう。しかし、札幌での乗り換え時間がかなり少ないことが判って、手前の新札幌で乗り換えることにする。
 こんなことでもなければ、降りることはなかっただろう新札幌駅。ビルの中の駅で、改札の正面はこんな感じ。
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 新札幌駅に入ってくるスーパー北斗12号。
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 自由席はもともと2輌しかなく、すでに満席になっていて、立っている人もいた。仕方がない。覚悟を決めて乗り込む。12:30発。
 結局、八雲駅14:42まで座れなかった。まあ、いろんなことがある。

 函館駅、15:38着。書き忘れたが、きょうは一日よく晴れて、函館も快晴だった。夏本番という感じだ。ビールと塩ラーメンの、遅い昼食をとった。
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 函館17:07発、スーパー白鳥42号、新青森行き。
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 新青森19:11着。その後、新青森19:36発、新幹線はやぶさ20号、東京23:04着。
 家に帰り着いたのは、午前0時半過ぎだった。でも、これは予定通りで、やれやれだがとにかく終わった。

 なお、北斗・サロベツ・オホーツクは、すべてキハ183系という古いタイプの特急用気動車であるが、オホーツクのエンジンは他の2つよりも古いもので、異なるタイプということで、点検のための運休の対象にはならなかったようだ。
 おしまい。
by krmtdir90 | 2013-07-11 22:05 | 鉄道の旅 | Comments(0)

続・北海道の旅⑤釧網本線(2013.7.6)

 *読んでくださる方、できれば①から順番に読んでくださると嬉しいのですが。

 これから釧網本線を、5月の時とは逆に辿って釧路まで行く。
 網走駅で、特急オホーツクと並んで停車中の、知床斜里行き13:25発のキハ40形普通列車。
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 網走を発車して3分、隣の桂台(かつらだい)駅。まだ網走の市街地で、階段を上ると道道490号に面しているようだ。地図を見ると、網走市役所の最寄り駅ということになる。
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 その次の、鱒浦(ますうら)駅。
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 次の藻琴(もこと)駅を過ぎて、その次が今回の目的地。
 北浜駅、13:43着。途中下車する。同じようなプランなのだろう、幾人か下車する旅行者がいる。
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 ここは、オホーツク海に一番近い駅として有名である。ホームに降り立ってみると、確かに線路を隔ててすぐ前が海である。駅舎の向こう側に見える展望台に上がってみる。そこからの眺め。
 ↓まず、網走方面。
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 ↓そして、知床斜里方面。
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 駅舎正面。
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 このすぐ前が国道244号で、車の通行も多い。バスも通っていて、決して不便な場所ではない。実際、車で訪れる観光客も多いようだ。

 駅舎のアップ。駅舎の右側は待合室だが、左側の駅事務室だった部分が「停車場」という名前の喫茶室になっている。
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 待合室の壁には、旅行者が残していった名刺とかきっぷなどが、所狭しと貼り付けてある。
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 喫茶「停車場」は、待合室から入るようになっている。
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 ↓これが店内の様子。
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 手前側の、ホームに面した方にボックス席が3つあり、そのシートには古い列車の座席が使われている。他のお客がいたので、そちらの写真は遠慮した。

 わたしが注文した、お薦めオホーツクラーメン1100円。ちょっと高いが、おいしかった。今回は慌てず、写真を撮ってから食べた。
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 食後、ホームに出て煙草を一本。再び店内に戻って、コーヒーを一杯。それから、少し早めに外に出て、ホームをぶらぶらした。解放感があって、非常に気持ちがいい。
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 ↑わたしが小さく写っています。

 約1時間が過ぎ、14:45発の釧路行きがやって来た。
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 すぐ次が、臨時駅・原生花園駅。シーズンに入っていて、花もあり、人もいて、乗降客もあった。
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 止別(やむべつ)駅。北浜駅・藻琴駅とともに、ここも木造駅舎の一部が喫茶室になっている駅で、旅行者の姿がある。
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 知床斜里駅を過ぎて、列車は海辺を離れ、内陸に入っていく。
 南斜里駅。一応、秘境駅ランキング114位。三ケタの順位じゃ、ちょっとねえ。
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 車窓の景色。どうということのない景色ですが、1枚くらいは入れておきましょう
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 緑(みどり)駅で、約10分の交換待ち停車。駅舎外観と駅前の様子。
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 いま乗っているこの列車は、本来は網走・緑間と摩周・釧路間のお互い接続していない2本の列車なのだが、夏の期間だけ、緑・摩周間も運行するようにして1本につなげ、「摩周&川湯温泉足湯めぐり号」という列車名で運行するようにしたものである。
 その名の通り、この2つの駅で、駅にある足湯を楽しんでもらうため、それぞれ15~20分程度の停車時間を確保している。わたしは足湯には興味がないが、この停車時間は貴重で楽しみなものである。
 本来は単行ではないかと思われるが、土曜日だからだろうか、キハ40形とキハ54形の2両編成で運行されている。前後に、ささやかなヘッドマークをつけている。
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 交換した網走行きの「足湯めぐり号」は1輌編成だった。
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 緑駅、16:00発。

 すぐ次が、川湯温泉駅。まず外に出てみる。これが駅舎外観。
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 右のところが足湯になっている。早速、体験している乗客もいる。駅舎の中では、近所の若いお母さんのグループだろうか、手芸品などを並べて売っていた。
 駅前の様子。
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 再び駅の中に入る。跨線橋はなく、列車が停まっているホームと駅舎側のホームとは、線路に降りて横切っていくかたちになっている。反対側の使われていない線路の方には、何となく自由に入って行ける感じで、そこからは硫黄山の姿も見えるのである。
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 発車時刻が近づいてくると、駅舎の方のホームに小さな子どもたちが集まってきた。手芸品などを並べていたお母さんの子どもたちだろう。そして、列車が動き始めると、この子たちが一生懸命手を振ってくれるのだ。なかなか参る演出である。16:29発。
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 次の美留和(びるわ)駅は、廃貨車(車掌車)利用のダルマ駅舎だった。
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 次の摩周駅で、また足湯停車である。外に出てみる。駅舎外観と駅前の様子。
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 足湯には興味がないので、ホームでのんびりする。17:06発。
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 あとは淡々と(?)釧路に向かう。途中、南弟子屈・五十石という2つのダルマ駅舎に停車したのだが、何となくぼんやりしていて撮り損なってしまった。まあ、いいか。

 茅沼(かやぬま)駅の向かい側、冬になると一面雪に覆われ、タンチョウヅルがやって来ることで有名な畑。きれいに耕されていた。何を植えるのだろう。
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 塘路(とうろ)駅で、列車の行き違い。17:56発。
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 釧路湿原は、芽吹き始めだった5月の時とは打って変わって、すっかり緑に包まれていた。釧路川の流れ。
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 終着・釧路駅。18:29着。
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by krmtdir90 | 2013-07-11 14:21 | 鉄道の旅 | Comments(0)

続・北海道の旅④特急オホーツク(2013.7.6)

 *読んでくださる方、できれば①から順番に読んでくださると嬉しいのですが。

 特急列車が乗り放題になる大人の休日倶楽部パスを利用するにあたって、ぜひ乗りたいと思ったのが特急オホーツクである。
 道内を走っている特急列車の中で、最も古い車輌を使用しているのがオホーツクなのである。特急気動車の多くが、スーパー何とかという青い塗装の精悍な顔立ちのものになっている中で、オホーツクだけは一目で古いタイプだと判る、どこか懐かしい塗装と顔立ちをして走っている。最高速度も、他が全て120~130km/hであるのに対し、オホーツクだけは110km/hなのである。

 特急オホーツクは、札幌・網走間を1日4往復している。きょうは、札幌7:21発のオホーツク1号に、旭川から乗車して(9:01発)網走まで行きたいと思っている。

 旭川駅に進入してくるオホーツク1号。
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 特急列車の場合、乗ってしまえば後は特にすることはない。駅にもほとんど停まらないし、ぼんやり車窓の景色を眺めるばかりである。それでも、新幹線と違って在来線を走っているから、景色には連続性があるし、景色との心理的距離感も近いように感じる。
 この石北本線は、5月に普通列車で逆向きにだが辿っているので、いろいろ思い出されることがあって楽しかった。ただ、写真を撮るチャンスはほとんどなく、例の上白滝駅を通過する時に、ためしにシャッターを押してみたが、ぶれてしまって全くダメだった。

 ということで、10:55遠軽駅到着。時刻表では停車時間は2分になっているが、放送では3分ということだった。いずれにせよ、ここでこの列車はスイッチバックすることになるので、この時間は、運転手が列車の端から端まで移動する時間ということである。
 車内では、乗客がそれぞれに座席を回転させ、新たな進行方向に合わせる作業が行われる。急いでそれを終わらせて、ちょっとホームに降りてみた。

 これが、いままで先頭だった車輌。これから先は最後尾になる。運転室のドアが開いているから、運転士はまだこちらにいるのだろう。
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 少しホーム中央のあたりにいたら、すぐ横を運転士が新しい先頭車輌に向かって急ぎ足で通っていった。
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 旭川・遠軽間は上川と白滝に停車しただけだったが、この後は網走まで、生田原・留辺蘂・北見・美幌・女満別とけっこう停車していく。停車駅で撮った写真2枚。

 留辺蘂(るべしべ)駅。巨大な葉のふき(蕗)の群落が見える。
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 女満別(めまんべつ)駅。前に通った時も気になっていた、薄いピンクに塗装された車掌車の列。どこかで例のダルマ駅舎に転用するために、出番を待っているのだろうか。
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 12:46、終点・網走に到着。
 遠軽・網走間の先頭車輌、本来の先頭車輌の側から、心置きなく撮影した、特急オホーツクの勇姿。いいよねえ。
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 網走駅の外観。
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 この日の午後の部は、回を改めて。 
by krmtdir90 | 2013-07-10 17:00 | 鉄道の旅 | Comments(0)

続・北海道の旅③富良野線など(2013.7.5)

 *読んでくださる方、できれば①から順番に読んでくださると嬉しいのですが。

 きょうは、苫小牧から旭川に抜けて行く。途中で、初めて富良野線に乗る。富良野・美瑛ノロッコ号というのに乗ってみようと思っている。

 まず、苫小牧9:10発のL特急すずらん3号で南千歳へ行き、南千歳からは9:32発の特急スーパーおおぞら3号で石勝線を新得(しんとく)まで行く。
 石勝線は5月下旬にも通っているが、その時にはわずかに芽吹いている程度だった木々がすっかり緑に変わっていて、何と言えばいいのだろう、溢れんばかりの緑の山中を抜けて行くのは何とも爽快だった。

 新得駅11:07着。少し時間があるので外に出てみた。
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駅前広場に「火夫の像」というのが立っていた。根室本線最大の難所と言われた狩勝峠越えで、SLの機関助手(火夫)が恐るべき高温の中で、釜に石炭を投げ入れる姿をかたどったものだという。
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新得からは、11:33発の普通列車で富良野に向かう。単行のキハ40形、滝川行きである。
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 以下、根室本線、新得・富良野間の駅いくつか。
 まず、幾寅(いくとら)駅。ここは、「鉄道員」という映画のロケに使われた駅のセットで、劇中の駅名「幌舞(ほろまい)」という表示が目立つ。観光バスも立ち寄ったりするらしい。
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 東鹿越(ひがししかごえ)駅。秘境駅ランキング73位。結構しっかりした駅だ。
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 下金山(しもかなやま)駅。
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 山部(やまべ)駅。駅舎は一番奥の建物。手前に、昔からの立派な煉瓦造りの危険品庫(ランプ小屋)が残っている。
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 布部(ぬのべ)駅。
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 富良野駅13:03着。下車。外に出てみる。有名な駅だが、思ったよりあか抜けていない、古い感じのする駅である。待合室に駅そばがあったので、簡単に昼を済ませた。
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 ここから富良野線にはいる。富良野線は観光路線である。13:59発の富良野・美瑛ノロッコ4号というのに乗ってみることにした。窓が外されたトロッコ形式の客車で、風を受けながら走るというやつである。きょうは曇っているが、気候的にはちょうどいい感じではないだろうか。
 これが、その勇姿。夏休みになれば、家族連れの子どもたちで賑わうのだろう。
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 発車したが、車内は空席だらけで、売店も全くヒマである。
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風はなかなか気持ちいいが、髪がボサボサになって、確実に何本かは持って行かれてしまったようだ。

 車窓に、少し雲がかかっているが十勝岳連峰が見えた。
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 中富良野駅。
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 次が、夏の間だけ停車する臨時駅・ラベンダー畑駅。有名なファーム富田の最寄り駅である。ラベンダーにはまだ早いようだが、さすがと言うべきか、狭いホームに人が溢れていた。
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 おかげで、ノロッコ号の座席もかなり埋まった。やはり、こうでなくちゃ。
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 上富良野駅。
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 美馬牛(びばうし)駅。
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 窓がないから、ちょっと勇気を出せばこんな写真も撮れる。
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 車内の説明アナウンスが言っていた、観光ポスターに使われたことがあるとかいう、いかにもこのあたりらしいお薦めの風景。スピードを少し落としてくれる。それでは撮らないわけにはいかない。
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 というわけで、15:03美瑛駅到着。結構おもしろい列車だった。
 乗り換え時間があるので、外に出てみた。美瑛駅がこのあたりの観光の中心になっているようだった。駅舎も洒落ているし、観光客の姿も多い。
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 ここからは普通の列車に乗り継ぐ。美瑛15:23発の旭川行き、キハ150系の単行である。
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発車時には座席はほぼ埋まって、観光客だけでなく、ここから先は旭川近郊の、地元のお客の乗降もかなりあった。立っているお客もいた。駅間も短くなり、家々の続く中を、列車は小さな駅に停車を繰り返しながら走って行った。

 旭川駅15:55着。
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by krmtdir90 | 2013-07-09 17:21 | 鉄道の旅 | Comments(0)

続・北海道の旅②日高本線(2013.7.4)

 *読んでくださる方、できれば①から順番に読んでくださると嬉しいのですが。

 日高本線は、昨年9月に一度乗りに来ている。ただ、その時は台風の影響だったか、着いた日の苫小牧は激しい風雨で、翌朝風雨は弱まっていたが、駅に行ってみたら日高本線は不通になっていて、予定変更を余儀なくされたことがあったのである。
 今回も天気はよくないが、ようやく乗れるのだから贅沢は言わない。

 苫小牧駅のホームには、8:00発の様似行き単行キハ40形が停車している。日高本線の車輌は独自の塗装が施されていて、側面にも日高本線の車輌であることを示す文字が書かれている。
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 2つめの駅・浜厚真(はまあつま)で早速、廃貨車(車掌車)利用の通称ダルマ駅舎が出てきた。
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 路線は平坦でスピードもかなり出していたのだが、ここまでで20分が経過している。駅間距離が長いのである。

 次の浜田浦駅は、秘境駅ランキングで76位。
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 日高本線は、国道235号線とずっと並走しながら海岸沿いを進むのであるが、比較的人家もあり、町もあって、いわゆる秘境というようなところを通って行くわけではない。この浜田浦駅も、すぐ向こうは海であるが、海との間を国道が走っていて、決して不便な場所ではない。ただ、確かに周囲に人家はほとんど途絶えていて、利用者がいるようには見えないのである。

 次の鵡川(むかわ)駅で、上り列車と行き違い。苫小牧に行く利用者がいるようだ。全線を通して、地域の人の利用は結構あるようだった。
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 次の汐見(しおみ)駅。天気は非常に変わりやすい感じで、このあたりではちょっと日差しが覗いた。
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 富川(とみかわ)駅。数人が下車したが、誰も駅舎の方は通らず、写真の左手のところから外に出て行った。
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 厚賀(あつが)駅。9:18発。
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 節婦(せっぷ)駅。長らく廃貨車駅舎だったが、周囲の宅地化が進んで新しい駅舎に昇格したのだという。そういうケースもあるのだ。よかったなァ。
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 静内(しずない)駅で16分の停車。外に出てみた。このあたり、新ひだか町は沿線の中心になる町で、駅も有人駅である。駅員がホームの掃除をしていた。
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 日高本線の車窓風景で、有名なのはサラブレッドの牧場である。並走する国道にも「サラブレッドロード」という愛称がつけられているらしい。実際、あちこちでたくさんのサラブレッドの姿を見た。親子でたたずんでいるところなど、心和む感じでなかなかいいものである。
 だが、残念ながら写真はない。走る列車からでは、まずうまくは写らないと思ったからである。

 春立(はるたち)駅。10:12発。
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 日高三石駅。立派な建物だが無人駅。10:24発。
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 荻伏(おぎふし)駅。次第に霧が出てきている。
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 鵜苫(うとま)駅。11:10発。
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 終着・様似(さまに)駅には11:19着。終着駅というのは、何か独特の雰囲気が感じられて、つい歩き回って何枚も写真を撮ってしまう。
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 JRバスで、襟裳岬に行くことにする。往復1800円のきっぷは、駅で売っていた。片道だと1300円と書いてあったが、片道で利用するお客があるのだろうか。
 バスは海沿いの道を行くが、霧はどんどん深くなって、襟裳岬バス停で下車すると、こんな感じだった。
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 襟裳岬を訪れるのは初めてなのだが、しかしどうも、あまり縁がなかったということなのだろうか。突端から下を覗いても、かすかに白い波らしきものがわかるだけで、全く「何もない」と言う以外ないのだった。
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 バス停のある駐車場のところに戻って、森進一と島倉千代子の歌が繰り返し交互に流れるえりも岬観光センターで、つぶ刺定食1050円を食べた。これは旨かった。口を付けてしまってから、写真を撮ればよかったと思ったが、もう遅かった。

 さて、再びバスで様似駅に戻り、入線していた14:34発の単行列車に乗り込んだ。すると、これが中高年のツアー客でほとんど貸し切り状態なのだった。座席はクロスシートで、わたしはロングシート部分のツアー客の間に、何とか席を確保した。まあ、比較的余裕はあって、肩がぶつかるようなことはないから、我慢するしかない。
 それにしても、日高本線はまだこういうツアーの餌食にはなっていないはずなのにと思いながら、ツアー客の様子を観察すると、アッと思った。大人の休日倶楽部のワッペン。

 大人の休日倶楽部は、毎月会報で様々なツアーの募集をしているのだが、数ヶ月前、今回の第1期大人の休日倶楽部パスの発売に合わせて、このパスを最大限活用したツアーの募集が出ていたのだ。ぐるっと北海道一周5日間というやつで、実はわたしは、この7月1日出発のツアーを予約していたのである。
 だが、しばらくして気が変わった。やっぱり、団体で回ったのでは何かと制約が多いし、自由気ままに行動することもできないだろう。それだったら、面倒でも自分で計画して、自分できっぷや宿を押さえた方がいいのではないか。

 結局、この判断は間違いではなかった、と言うより、実に賢明な判断だったことがこの車中でよく判ることになったのだが、それにしても迂闊だった。ツアーのコースは確かに、4日目に帯広からバスで旧幸福駅・襟裳岬と回って、この様似から苫小牧まで、確かに日高本線に乗ることになっていたのである。今回の計画を作る時、このことを全く忘れていたのである。
 あの時キャンセルの電話を入れていなければ、今ごろこの人たちと一緒に旅していたはずなのだと思うと、なんとも可笑しくてしかたなかった。でも、その様子や会話などを聞いていると、この人たちと一緒でなくて本当によかったと、失礼かもしれないが思わずにはいられなかった。

 というわけで、帰りはあまり自由に写真を撮ることはできなかったのだが、それでもポイントだけは外さずに、行きでうまく撮れなかったところを、しっかりカバーすることができた。ウン、よしよし。

 まず、様似駅を出てすぐの西様似駅。写真の左側の方が広い貯木場になっていて、行きの時は材木の山に隠れてうまく撮れなかったのだ。
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 蓬栄(ほうえい)駅。15:23発。
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 日高東別(ひだかとうべつ)駅。15:36発。
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 静内駅で13分停車。このあたりではかなり晴れてきた。降りているのはツアーの皆さま。
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 この駅では、高校生が5,6人乗ってきた。下り列車と交換して、16:10発。
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 大狩部(おおかりべ)駅。秘境駅ランキング61位。高くなっているところが国道で、その下のトンネルが入口になっている。高校生が1人、降りていった。ちょっと太めに写ってしまったが、決してそんなことはなかった。
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大狩部駅は、ホームの反対側はすぐ海である。同時に撮ることはできないから、次の写真は発車してすぐに撮ったもの。それにしても、よく晴れてしまった。
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 ところが、苫小牧が近づいてくるとまた雲が広がってきて。日高門別(ひだかもんべつ)駅で下り列車と行き違い。16:54発・
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 苫小牧に到着したのは17:54。すっかり雲に覆われてしまっていた。5月に来た時と同じアングルで、苫小牧駅南口。
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by krmtdir90 | 2013-07-09 14:27 | 鉄道の旅 | Comments(0)

続・北海道の旅①北海道への行き方(2013.7.3)

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 大人の休日倶楽部パスは、東京・新青森間を新幹線で往復するだけで元が取れてしまうのだから、往復新幹線を使うことを前提としているきっぷと言っていいと思う。普通に考えれば、観光目的で北海道に行こうと思った時に、こんなにオトクなきっぷはちょっとないということになるだろう。

 今回はこのきっぷを使って北海道に行ったので、一日目の行程は、東京7:32→(新幹線はやて23号)→11:08新青森11:34→(特急スーパー白鳥15号)→13:44函館14:00→(特急北斗11号)→16:45苫小牧、というふうになった。

 これは要するに「移動」であって、わたしが楽しいと思う「鉄道旅」ではないと思った。新幹線などは速すぎて、車窓の景色を楽しむ感じにはとてもなれないし、実際、乗客もみんな、スマホをいじったり眠りこけていたり、この移動の時間が一刻も早く過ぎてくれることを願っているようにしか見えなかった。

 列車に乗るという楽しい時間を、JRも乗客も、どうしてこんなつまらない時間にしてしまったのだろう。
 仕事で出張しているのならともかく、旅行ならば、早く着くことと引き替えに、せっかくの「鉄道旅」をこんなつまらない「移動」に変えてしまった「愚」に気付くべきだと思った。

 北海道に行く場合、JRを使って上の行程を辿るか、或いは飛行機を使ってさらに時間の短縮を図るか、いずれにせよ、この2つがオーソドックスな行き方ということになるのだろう。しかし、どちらもただの「移動」でしかない。旅が始まる前の、無駄な時間という受け止めしか難しいと思った。

 新幹線や特急列車には自由がない。飛行機はもっと不自由である。
 北海道に行くのなら、夜行列車を使うのが一番正しい旅の始め方だと思う。前日の夜から旅を始める、そして翌朝目が覚めると北海道に入っている、こんなワクワクする始まり方があるだろうか。それは「移動」ではないのだ。今回、そのことを強く思った。

 めんどくさがらずに、一ヶ月前の発売開始と同時にきっぷを押さえるべきなのだ。オトクじゃなくても、これからはそうしようと強く思った。
by krmtdir90 | 2013-07-08 23:03 | 鉄道の旅 | Comments(2)

また北海道に行ってきた

 昨日の深夜(厳密には今日の0時半過ぎ)に帰ってきた。こっちの、このジトッとした暑さには閉口した。
 今回もずっと天気は悪く、帰る日になって晴れるというのは前回と全く同じパターンだったが、今回は持参の折り畳み傘を開かないでも済んだので、その点ではまあツイていたと言っていいのだろう。

 北海道はすっかり緑に変わっていた。5月下旬に回った時は、まだほとんど芽吹き始めといった感じだったが、この一ヶ月半のあいだに、よくもまあこれだけ生い茂ったものだと感心した。
 緑と言っても、まだ若い黄緑色が中心で、ちょうど少年が青年になりかかったあたりの色なのだろう、そういう緑の中を列車で走り抜けていくのは、まるで緑の水流の中を突き進んでいるような感じがした。道路を車で走っても、この感じは体験できない。これは、木々の茂みと接するように走る、列車旅ならではのものだと思った。

 5月に通った同じ路線をかなり走ったのだが、あの時あちこちの線路際で目についたふきのとうが、すっかり立派なふき(蕗)に成長して見事な葉をひしめかせているのは、何だか嬉しかった。葉のあちこちにすでに穴がたくさん空いているのは、一緒に虫たちも成長しているということなのだろう。

 北海道はいよいよ旅行シーズンに入ったようで、人間もたくさんいた。この時期、多いのはやはり何と言っても中高年で、わたしと同じような、単独で鉄道旅をしているらしいオヤジの姿もずいぶん見かけた。
 他を批評するのは嫌みになるが、いろいろなオヤジがいるなと思う。自分はどんなふうに見えているのだろうと、少し考えてしまった。

 今回、日高本線と富良野線に乗ったので、道内の主要路線はほぼすべて乗ってしまった。残っているのは支線部分、石勝線の新夕張・夕張間、室蘭本線の東室蘭・室蘭間、千歳線の南千歳・新千歳空港間の3カ所である。
 でも、北海道にはもっとずっとたくさんの路線が走っていた時代があったわけで、いまさら言っても仕方がないが、やはり乗ってみたかったなと思うのである。
by krmtdir90 | 2013-07-08 17:05 | 鉄道の旅 | Comments(2)

天気予報は最悪

 ということで、きょうから7月だ。
 本当は、きょうあたりから出掛けたかったのだが、やはりシーズンということで、いろいろと思い通りにはいかないことが出てきた。
 結局、今回は大人の休日倶楽部パスを利用することにした。3~7日にまた北海道に行くことにして、きっぷと宿を押さえたのが5日前のこと。

 その時には、天気予報はずっと晴れマークが並んでいたのに、ここに来て雲行きが怪しくなってきた。北海道は4日以降、傘のマークがずらりと並んでしまったのだ。どうも、前回に続いて、今回も天気には恵まれない旅になりそうだ。いまは、予報が外れるのを祈るばかりである。

 大人の休日倶楽部パスというのは、他の普通列車限定のきっぷと違って、新幹線を含む特急・急行も乗り放題になるきっぷで、JR東日本とJR北海道がエリアになっている。夜行列車にこだわらず、新幹線で往復するつもりなら、非常におトク感のあるきっぷと言っていい。
 普通車自由席が基本だが、あらかじめ押さえておけば、指定席も6回まで利用できることになっている。6回を超えたら、指定席特急券の代金だけは必要になるが、運賃部分はもちろん有効である。
 値段は25000円、利用期間は6月29日~7月11日(第1期)のうち5日間という、会員限定のきっぷである。

 ということで、今回の旅は積極的に特急を利用する。この大人の休日倶楽部パスを使うのは初めてなので、これまでの普通列車乗り継ぎの旅とはかなり雰囲気の違った旅になるだろう。
 それにしても、このところよく雨にぶつかるのは、普段の行いが悪いということだろうか。「コピス」の感想文、もっとみんな褒めておけばよかったのかなぁ。
by krmtdir90 | 2013-07-01 15:49 | 鉄道の旅 | Comments(2)


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