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主なテーマ、最近は映画ばかりになってしまいましたが、この何年か海外旅行にも興味があって、もともとは鉄道旅、高校演劇、本などが中心のブログだったのですが、年を取って、あと何年元気でいられるかと考えるようになって、興味の対象は日々移っているのです。
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高校演劇・秋の地区大会②(2013)

 昨日(29日)は、深谷本庄地区の大会審査のため、深谷市民文化会館・小ホールに行ってきた。6校の舞台を観て、講評を行い、最終的にCブロックとして県大会に推薦する2校を決めた。
 結果的にこちらの地区からは選ぶことが出来ず、先週西部B地区で暫定的に選んでおいた2校(芸術総合高・入間向陽高)を推薦することにした。

 今年は、全部で21校の舞台を観させてもらった。
 芝居の出来は様々だとしても、どの舞台も各校が一夏を賭けた努力の結晶であることに変わりはない。審査をしながらいつも痛切に思うのは、審査というのは、その21校の中から2校を選ぶことではなくて、残り19校の一夏の努力の結果を選ばないということなのだということである。これが、審査員を引き受ける時の、固めなければならない覚悟だと思うようになった。
 だから、講評では、その舞台をなぜ選ばなかったのかを言ってあげなければならない。講評の時間は大体が短いから、そのほとんどを問題点の指摘に費やすことになってしまう。しかも、選ばない根拠を言うためには、かなり辛口の言葉も言わなければならないことが多い。だが、そこで躊躇して、核心を外した当たり障りの少ない印象批評などに逃げてしまったら、結局生徒のためにもならないだろうと考えるようにしている。
 語り口の柔らかさとか、説明の判りやすさといったことには常に配慮しなければならないが、厳しいことを言い過ぎるということで降ろされるのなら、別に審査員に未練はない。

 などと、最初に言い訳を書いてしまうところがわたしの弱点なのかもしれないが、ここではその選ばなかった理由を各校ごとに書いていくつもりはない。それは、そういうことは各校ごとにサシで説明してあげるべきことで、そういう意味では無理は承知で、選ばない学校に対してはいつも、30分くらいは最低でも話す時間が欲しいなどと思ってしまうのである。
 一方通行の話しではなく、生徒の方の考えも聞いてみたいといつも思っている。生徒が変わるきっかけを作れているのかどうか、会話することで確かめたいという思いがいつもあるのである。

 それにしても今年、指摘すべき問題点がほとんど見出せなかったのが芸術総合の舞台であった(前川知大「前川知大短編集『図書館的人生』より」=既成)。1人5分の講評時間があったのだが、無理して時間を埋めていたような気がする。
 題名からは判りにくいが、この短編集の中から「ゴッド・セーブ・ザ・クイーン」と「賽の河原で踊りまくる亡霊」の2編を連続して上演した舞台であった。台本を読んだ限りでは、この2編の話しには直接的な連関性は存在しない。にもかかわらず、それを一本の上演作品として連続上演してコンクールに参加してくることをどう評価するか、難しい問題だなと考えていた。
 舞台化するに当たって、何らかの連関を感じ取れるような仕掛けを施してくれるのであれば、評価する側としてはスッキリする。審査する立場としては、ドン上げからドン切りまでを1本の作品として考えるというのが、改めて確認するまでもない大前提だと思うからである。
 だが、上演された舞台からそれを感じ取ることは出来なかった。あとで顧問と話したところでは、それなりに考えたところはあったようだが、わたしから指摘した2編を繋ぐ唯一の道具の意味づけの曖昧さなど、やはりこの点の問題は残されたままだったように思った。
 にもかかわらず、上演された舞台は、この点を割り切れないものとして残してもなお、それを忘れさせてしまうほど見事なものだったと思う。高校生の芝居がこういうところまで到達できるというのは素晴らしい成果である。上手すぎる芝居が県大会でプロの審査員には疎まれるのではないかと、先読みをした心配を口にする人もいたが、そんなプロは馬に食われてしまえ、である(あれっ、「馬」でいいんだよね?)。

 わたしの中では、2位には2校が並んだ。どちらも推薦に価する舞台だと思った。しかし、当然のことながら、その舞台成果は全く異質のものだったから、これは審査員個々の評価の基準が問われるケースであった。上演順に、入間向陽(成井稔+Koyo劇「終わらぬ花火」=創作)と所沢北(タカハシ ナオコ「八犬伝 ある成田物語」=既成)であった。
 結論は最初に書いた通りであるから、ここでは所沢北についてだけ、なぜここを選ばなかったのかについて書いておくことにする。

 この台本は、かつて成田空港建設反対を叫んで闘われたいわゆる三里塚闘争を題材としている。立場的には反対派の側に立ちつつ、その闘争が時の流れとともに次第に忘れ去られていくことに、一石を投じようとした作品と言っていいと思う。この闘争は、当時から様々な立場や評価のあった出来事であるが、この台本の立ち位置は非常に明確で、これを闘った側という位置からの、ある種のプロパガンダを含んだ作品になっていると思った。
 だからいけないと言っているのではない。わたしなど、まだ若かった当時の時代風潮に乗せられるようにして、自分は参加するわけではないのに、やはりこれら一連の学生運動に対しては、常に一定のシンパシーを感じ続けたという過去があるのである。だから、事前にこの台本を読んだ時、まいったなあと思いながらも、台本として持っている問題点は、他の本以上に認め難い気持ちになってしまったのは事実である。
 台本を読んでいない人、舞台を観ていない人には判らないことなので、簡単に書くが、物語の発端となる主人公・ソノコをめぐる家族関係の描き方がいかにも図式的で安直であること、その後ソノコが三里塚に参加していく心理も説明として納得できるものにはなり得ていないこと、また最後のところでソノコにスパイの嫌疑がかけられた時、その問題に対する組織的解決には何らなり得ていないかたちで、ある種のカタルシスを含んだエンディングに強引に持って行ってしまうご都合主義、等々。
 そして、このエンディングが、このあとソノコが三里塚に「命を賭ける」スタートになったと言いたいのならおめでたいことこの上ないし、これをきっかけにソノコが家に戻りたいと思ったのだとしても、最初にあった家族の問題は何一つ変化も解決もしていないのである。
 もちろん、こうした問題点は、舞台を審査するに当たってはとりあえず脇に置いておくべきことである。わたし自身も、実際の舞台を観るまでは、こんなふうにしっかり整理していたわけではなかった。ところが、所沢北のキャストはみんな素晴らしい熱演を見せて、客席をかなりのところまで引き込んでしまったように見えたのである。少なくとも、すでに見終わっていた入間向陽の舞台と比較した時、キャストの力の差は歴然としていると感じた。
 そして、所沢北のキャストがそれだけの成果を出してしまったからこそ、上で触れたような問題が、見過ごすことの出来ない問題として浮上してくることになったのである。
 勿論いまの高校生たちは、現在の成田空港に関わってこうした歴史的経緯があったことなど知らないだろうし、だからこそ所沢北の生徒たちが、そういう過去に目を向け、いろいろなことを調べ、考え、話し合いながら舞台を作ってきたのであろう、その取り組みについて敬意を表さないわけではない。しかし、だからこそと言うべきだろう、上で述べたようなこと一つ一つについて、自分たちとしてどんなふうに考え、その上でこの台本をいま取り上げる意義について、どんなふうな考えを持って取り組んだのかが問われてくるのだと思う。
 講評の中でも触れたが、この台本にあるスパイ嫌疑の問題は、安易な解決など全くあり得ない問題であって、他の組織のことであるが、陰惨なリンチ殺人の連鎖にまで結びついてしまった事実も存在するのである。この台本に仕掛けられたカタルシスによって、そうした問題がスルーされてしまうとすれば、罪は重いと言わなければならない。
 わたしは基本的に、芝居のテーマを云々するような評価の立場は取ってこなかったのであるが、この舞台については、そのメッセージ性の強さというものが、判断を下す際に何らかのマイナス要因となってしまったであろうことは、否定することは出来ないのである。
 ただそれは、こんなに大きなスペースを割いて述べたからといって、そんなに大きな要素ではなかった。100g と100g で釣り合った天秤から、1g の分銅を落とすようなものだったと言ったら、やはり言い訳に聞こえてしまうだろうか。仮に1g だとしても、それが2校の天秤を一方に傾かせてしまうのであれば、それは結果的に100g にも匹敵してしまうことになるのだろう。これまでこういうことを判断の要素に絡めたことは一度もなかったのだから、わたしにとっても覚悟のいる判断だったのである。

 さてその上で、所沢北の舞台であるが、キャストは確かに素晴らしかったが、それ以外の舞台作りという点では雑と言うほかなく、問題山積の舞台だったのである。団結小屋のセットの安直さを始めとして、具体的に挙げ始めるときりがなくなりそうだし、この文章の本旨ともずれてくるので止めておくが、一点、ラストの処理についてだけ触れておくことにする。
 犬のツルの自己犠牲によって物語が閉じられることが明らかになった後、舞台はブルーを残した暗転となり、団結小屋が片付けられ、真っ赤に染まったホリの前にキャスト全員が整列する、恐らく機動隊のジュラルミン楯を象徴させたかったのだろう、7~8本の布地の振り落としがあり、並んだキャストによる呼びかけ(テーマ説明)があったのち、布地の間、センターから客席に向けられた目つぶし明かりにツルが向かっていく。ドン切り。
 このエンディングの舞台作りは、一体何を表現したのだろう。ブルーの、見える暗転の中で団結小屋を片付けたということは何を表現したのか。その後で、何もない舞台にキャストが整列したというのはどういう意味を持っていたのか。真っ赤にしたホリゾントは一体何を表現していたのか。振り落としの布は、果たして機動隊というものをどう表現できたのか。キャストが着ていた、泥や汗にまみれていないさっぱりとしたこぎれいな衣装は、本当に当時の彼らを表現できたのか……。

 所沢北は結局、キャストは高い水準を示したけれど、その他の舞台作りは水準以下と言わざるを得なかったのである。統一性や一貫性がなく、物語全体への目配りも不足していた。厳密な得点化など出来るわけがないが、トータルで仮に(ざっくり)100g としたならば、キャストの比較ではまだまだと言うほかない入間向陽が、同様の全体的な判断として(ざっくり)100g と言えるかどうか。
 わたしは、言えると判断した。と言うより、日にちが経って考えてみると、さっきの1g を落とすということがなくても、入間向陽に積極的に1g を加えていいのではないかと思うようになったのである。一緒に審査に当たったyassallさんも、比較の相手は所沢北の他にもう1校あったようだが、最終的に同じ判断になったようだった。 
 その1g とは、とりあえず(ざっくり)100g には届いているという判断の上で、一言で言えば「期待」である。高校演劇の審査というのは、最後の最後にはそこのところに突き抜けていくのだと思った。だから、同様の言葉を所沢北の生徒に贈るとすれば、それは「次作への期待」ということになるような気がした。

 入間向陽の舞台についてまだ何も具体的に触れていないので申し訳ないのですが、疲れてしまったのできょうはここまで。また、改めて③を書きますから。
by krmtdir90 | 2013-09-30 17:37 | 高校演劇、その他の演劇 | Comments(0)

吾妻線(2013.9.17)

 台風18号が行ってしまった翌朝、あんまりいい天気なので、ちょっと日帰りで出掛けることにした。近郊でまだ乗っていない線ということで、吾妻(あがつま)線に行ってみることにして、八王子8:00発の八高線電車に乗り込んだ。
 八高線はその名の通り、八王子と高崎を結んでいる単線なのだが、途中の高麗川駅までは電化されているので、同じく電化された川越線と相互乗り入れをして、現在では八王子・川越間を直通する電車がほとんどになっている。八高線で先に行く場合は、すべて高麗川で乗り換えということになってしまう。

 高麗川駅、8:49着。なかなかいい感じの、こぢんまりとした駅舎である。
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 この先は非電化だから、キハ110系の2輌編成である。9:07発。
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 10:40、高崎着。
 急遽決まった旅であるから、コンパス時刻表を見ながら、順次列車を考えていく。吾妻線は、上越線の渋川駅が起点であるが、全ての列車が高崎駅から発着している。したがって、これが高崎を10:49に発車する吾妻線・長野原草津口行きである。渋川・大前間の吾妻線は単線だが、電化されているので、これは115系電車3輌編成。この塗装を湘南色と言うのだそうだ。
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 起点の渋川駅。右側の方が上越線のホームである。
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 小野上(おのがみ)駅で交換待ち停車。
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 側線に、最近ほとんど見かけなくなった貨車が並んでいて、帰って調べてみると、ここは鉄道線路用のバラスト(砂利)の積み出し駅になっているのだという。
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 行き違ったのは、上り特急・草津2号上野行き。
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 吾妻線は、そのほとんどを吾妻川に沿って走る。前日の台風で増水した痕跡がまだ残っていて、水も茶色く濁っている。
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 実は、この吾妻線は例の八ツ場ダム建設でいま焦点になっている路線であることに、このあたりに来るまで頭が回っていなかった。途中の駅などにはあまり見るべきものはなかったのであるが、八ツ場ダムとの関連で見ると、いろいろ記録しておきたい現場に出会った。

 12:15、長野原草津口駅着。
 妙に新しい駅だなと思っていたら、構内にこんな掲示があって、この8月1日から新しい駅舎に移行したのだという。
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 これが、新駅舎の外観。
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 50分ほどの乗り換え時間があるから、ここで昼食を食べたいと考えていたのだが、周囲にはびっくりするくらい商店も人家も何もなく、駅舎内の売店も営業していなかった。仕方なく駅前で煙草などを吸っていたら、バスが3台ほどやって来て、12:32着の特急・草津1号でどっとやって来た観光客を乗せて、そそくさと発車していった。結局、ここはそういう性格の駅なのだと思った。
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 バスが行ってしまうと、あたりはまた人影もまばらになってしまった。
 新駅舎とホームとの間に、建築現場のような高い囲いがあったので、見るとそれが7月まで使われていた旧駅舎だった。いままさに解体工事が始まろうとするところのようだった。
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 再び駅に入り、ホームの先端まで行ってみた。
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 この駅の下流がダムで水没する地域になるのだが、湖底に沈む現在の線路を付け替える工事が、ほとんど完成と言ってもいいくらい出来上がっているのが見えた。右側の、すぐそこまで来ている新しい線路と、その先に吾妻川を渡る白い橋梁が見える。
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 さて、13:04、やって来た大前行き。大前行きは、朝に2本、夕方から夜に2本、昼間はこれ1本だけなのである。
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 13:22、終着駅・大前に到着。
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 車止めの先は行き止まりの崖に塞がれていて、周囲にはススキが揺れている。
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 この電車は、そのまま13:44発の高崎行きになる。これで戻らないと、次は17:12になってしまうのだ。
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 これが、駅の全景。ホームに待合室はあるが、駅舎はない。
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 駅前は舗装されていないちょっとした広場になっていて、簡易舗装の道と小さな踏切に接している。道の向かいにつまごい館という宿屋があるだけで、あとは商店も何もない。
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 左手、道の先の橋は吾妻川を跨いでいるが、このあたりは渓谷ではなく、ごく普通の流れだった。要するにここは、見事に何もない終着駅で、わたしはまだ昼食にありつけない。
 22分後、電車は大前駅を後にした。

 14:10、長野原草津口駅を出たところで、先ほどの付け替え新線の様子をもう一度、間近に写してみた。こういうのを見ると、やはり八ツ場ダムは必ず作られるのだという感を強くする。
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 車窓から。現在の橋の遥か頭上に、ダムが出来ても水没しない新しい橋が完成している。やはり八ツ場ダムは必ず作られるのである。
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 川原湯温泉駅のホームの上にも、同様の新しい橋が。
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 川原湯温泉駅の駅舎。吾妻線の中では最も風情のある駅舎ではないだろうか。この駅舎もダムの底に沈むのである。
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 次の岩島駅の手前で。ここから新線に付け変わる、もう一方の出来上がった線路。
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 岩島駅。
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 ここで、下り特急・草津3号と行き違い。
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 なお、この日の昼食についてであるが、14:50頃、わずかな停車時間だったが、中之条駅の売店でパンとじゃがりこを購入して、車内で食べた。車内はがらがらだったので、よかった。
 15:45、高崎駅着。

 いろんな紆余曲折はあったとしても、周辺の大型土木工事がこんなに着々と進んでいることから考えて、悔しいが八ツ場ダムは作られるしかないのだろうと思った。写真には撮れなかったが、吾妻川の流れの、最も美しい渓谷の部分を湖底に沈めるのである。何ともやり切れない思いの残る旅であった。

 高崎駅の八高線ホームに入線してくる、16:19発・高麗川行きキハ110系。高校生がたくさん乗車するようだ。
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by krmtdir90 | 2013-09-28 16:01 | 鉄道の旅 | Comments(2)

続続・北海道⑦帰りの北斗星(2013.9.12-13)

 *読んでくださる方、できれば①から順番に読んでくださると嬉しいのですが。

 北見の宿はホテルパコジュニア北見という初めて泊まる宿だったが、コストパフォーマンスという点で特筆すべきものがあると思った。ちゃんとしたレストランが付いていて、2食付きで6400円だった。夕食は要するに、町のレストランで定食類を注文する感じなのだが、選択肢が多く、迷った末に回鍋肉セットを食べたが、十分満足できるものだった。風呂が狭いのは、まあ仕方がないと思った。

 明け方に雨が降ったが、出かける頃には上がって、列車が出る頃には晴れ間が覗いた。今回の旅は、天気に恵まれたと思う。
 9:12、北見始発の石北本線・特快きたみに乗車。

 10:14、遠軽駅着。特快きたみは、キハ54形の単行である。
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 スイッチバックして、10:18発。左の線路が北見・網走方面、右の線路が上川・旭川方面である。
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 12:20、旭川駅着。
 いつも利用している市街地側の出口は北口で、いつまで経っても整備が終わらない感じなのだが、この日はすでに整備の終わっているらしい南口の方に行ってみた。
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 こちら側はすぐに忠類川に面してしまうので、新たな町並みが形成されるスペースはないのだが、右手に小さいながらロータリーも作られていて、芝生などもあって、非常に明るく開放的な空間になっていた。

 駅舎東側の連絡通路を通っていつもの北口へ。この日の昼食は、駅に比較的近い山頭火のラーメンにした。山頭火は、国内のみならず海外にもチェーン展開している新しい旭川ラーメンということのようだが、この店が本店なのである。
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 味のことはよく判らないが、特に印象に残る感じではなかった気がする。

 旭川駅、13:41発の岩見沢行きに乗車。この先の函館本線は電化複線になる。前に乗った赤に白いラインとは異なる塗装の、711系電車である。
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 駅、いくつか。
 近文(ちかぶみ)駅。旭川の次の駅である。
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 このホームにあった、見るからに時代物といった雰囲気の待合室。
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 滝川駅。向かいの根室本線のホームに停車していたキハ40形の単行。少し前に帯広から到着した列車のようだ。
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 豊沼(とよぬま)駅。
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 光珠内(こうしゅない)駅。
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 15:22、岩見沢駅着。15:35発の小樽行きに乗り継ぐ。721系だ。
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 16:18、札幌駅着。

 上りの北斗星は、17:12札幌発である。ホームに入線してくるところを狙ったのだが、他のお客に邪魔されてうまく撮れなかった。この日は、6号車8番である。
 発車して、少しして日没。
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 函館駅で、海峡線用のED79への付け替えを見学。時刻表では21:36から12分間となっているが、撮影データでは21:52撮影となっていて、運行に少し遅れが出ていたらしく、停車時間は短かった。
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 明け方、仙台の手前で人身事故が発生し、2時間以上現場に停車したことは、13日の記事で触れた通りである。
 その後、最大2時間15分くらいの遅れで運行が再開したが、かなり取り戻して、上野到着時には2時間2~3分遅れに回復していたと思う。

 実は、この2時間という時間が重要な区切りになっていることを、車内放送で初めて知った。遅れが2時間以上になった場合、特急料金は全額払い戻しになるのである。今回は非常に際どいところだったが、下車後、上野駅のみどりの窓口で2420円(大人の休日倶楽部で3割引になっている)が戻ってきた。
 北斗星に2時間以上も余計に乗っていられた上に、思わぬお年玉をいただいたような感じで、何ともいい気分の終わり方であった。

 あ、忘れるところだった。上野駅に到着して見ると、青森から牽引してきたEF510は、カシオペア塗装の機関車だった。こういうことも時々あるらしい。
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by krmtdir90 | 2013-09-26 13:31 | 鉄道の旅 | Comments(2)

続続・北海道⑥藻琴・西女満別(2013.9.11)

 *読んでくださる方、できれば①から順番に読んでくださると嬉しいのですが。

 この日は、9:05釧路発の快速しれとこ網走行きに乗車する。キハ54形の単行である。
 午前中に釧網本線を網走方面に抜けようとすると、早朝の1本(6:06発)の他はこれしかないから、外から来た観光客やテツはみんなこれに乗ることになる。最初から座席はほとんど埋まり、転換クロスシートの中央部分2人掛けも独占というわけにはいかなかった。窓側は押さえたが、進行方向右側は取れなかった。

そんなわけで、ホテルローヤルのある側を見ていくことは出来なかった。それどころか、席を移動したり窓を開けたりすることも出来ず、まあ初めて乗る路線でもないしと諦めて、のんびり車窓の風景を眺めていた。
 結局、時刻表を見ると判るのだが、こういう観光客などが集中する列車というのは、この列車のようにある程度決まっていて、そうではない地元の人たち向けの短区間の列車を組み合わせないと、楽しさも倍加しないことに気付くようになった。まだオンシーズンだし、快速しれとこを利用するのであれば、こういう状況は受け入れるしかないのだろう。

 知床斜里駅、交換待ちで6分停車。
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 11:55、藻琴(もこと)駅で途中下車。
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 この駅は、釧網本線がオホーツク海沿岸に出てから続く木造駅舎の中で、喫茶室を併設している3つの駅のうちの1つである。前回、北浜駅は訪問したので、今回はこの駅を選んでみた。
 ただ、この駅は海岸線からは少し離れているようで、ホームから海を見ることは出来なかった。
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 駅舎は北浜駅よりも一回り大きい感じだが、前が国道244号に面しているのは同じで、車での来客が中心になっているようだった(列車から降りたのはわたし1人だった)。
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 駅舎の中も余裕がある感じで、喫茶トロッコの入口は待合室の中にある。
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 店内も広い。夫婦でやっている店のようで(確かめたわけではないから、実際のところは判らない)、客との対応という点では北浜に負けていると思った。流氷ラーメン1000円を食べた。
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 やがて、13:10発の網走行きがやってきた。
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 さっき北浜駅で下車した数人のテツの顔も見える。昨日の2429D以来のテツもいて、何となく会釈を交わす。

 次の鱒浦(ますうら)駅。高校生が幾人か下車して、例によって駅舎の脇から出て行った。
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 この駅もなかなかいい雰囲気の木造駅舎で、海も見えるようだが、喫茶室はないので、下車して1時間以上滞在するのは少々辛いかもしれない。

 13:24、網走駅着。跨線橋を渡っていたら、入れ違いに13:25の知床斜里行きが発車したところだった。
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 乗り継ぎ時間が1時間ほどあるのだが、ここでは特に行きたいところもなく、ただ後の計画のために大きな荷物をコインロッカーに預けて、駅の周辺をぶらぶらして時間をつぶした。
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 駅前の通り、海からは1キロ以上陸に入っているはずだが、海抜2メートルというのは低い。
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 再び跨線橋から。右に停車中のキハ40形2輌編成、14:30発の金華(かねはな)行きに乗車する。これは、地元の人向けの区間列車で、今のところ車内はガラガラである。
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 因みに左に停車しているキハ54形は、7月に乗車した「摩周&川湯温泉足湯めぐり号」で、あの時は2輌だったが、この日は単行だった。

 網走を発車して、すぐ次の呼人(よびと)駅で交換待ち停車。
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 さらに次の女満別(めまんべつ)駅で、再び交換待ち。外に出ることができた。
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 ここでは、特急オホーツク3号と行き違い。
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 この日は北見泊まりだったから、網走周辺でまとまった時間がある。しかし、網走の観光地はずっと昔、家族で訪れた時に網走監獄なども行ってしまっていたから、いろいろ考えた末に、石北本線で3つ先にある西女満別(にしめまんべつ)駅に行って来る計画を立てた。秘境駅ランキング・75位の駅である。
 というわけで、15:01途中下車。
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 このあと、そのまま北見方面行きを待ってしまうと2時間近く後になってしまうが、一旦網走に戻ることにすると、滞在時間46分で網走行きが来るのである。こうすれば大きい荷物も置いて来られるし、なかなかいい計画だと思ったのである。

 さて、西女満別駅。1面1線。ホームの向かいは鬱蒼とした茂みに覆われた崖で、ホームのある方もやはり茂みが続いている。
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 ホームの脇に小さな待合室があって、自転車が1台止まっている。しかし、人気など全くない。
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 これが待合室の内部。意外にきれいだ。ベンチの上にクリアケースに入った駅ノートが置いてあった。後で時間があったので、恥ずかしながらちょっと書いてきてしまった。
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 前はちょっとした広場になっていて、林の中に舗装もない道が外界へと通じている。行ってみるしかないだろう。熊なんていないよね。
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 しばらく行って、最後に少し上ると、不意に視界が広がった。
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 道路が続いている。しかし、標識などは一切なく、ここが駅の入口だという表示もないようだった。
 実は、ここは女満別空港の最寄り駅で、地図ではこの方角1キロも行かないうちに滑走路が広がっているはずなのだ。だが見た限りでは、それと判別できるものは発見できなかった。
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 道路の反対方向。この先に工事現場があるらしく、土砂を積んだダンプが結構往来している。さっきホームから見たところでは、この先でこの道路は線路を跨いでいるはずである。
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 これが、そこからの眺め。秘境駅の雰囲気が漂う。
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 戻ることにする。これが、道路の方から見た駅入口の道。
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 途中に廃屋が一軒。
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 煙草を吸ったり、駅ノートを読んだり、隅々まで西女満別駅を記憶にとどめる。
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 時刻通りやって来た、15:47発の網走行き。
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 この列車は、16:10網走着。

 荷物をロッカーから出して、16:28発の北見行き区間列車に乗車する。これも地元の人たちのための列車だ。
 16:51、西女満別駅。間もなく夕日が沈もうとしていて、茂みに囲まれた駅の周辺は少し薄暗くなってきている。自転車はまだ同じところにあった。(たぶん)持ち主の高校生はまだ学校なのだ。暗くなってからこの駅に降りるのは、慣れていても心細いだろう。
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 端野(たんの)駅で交換待ち。外に出てみる余裕があった。このあたりは、すでに北見の町並みに入っている。
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 次の、愛し野(いとしの)駅。高校生が沢山乗ってきた。目の前の高校生を写すわけにはいかないから、これは乗り終わったあと。
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 北見の一つ手前、柏陽(はくよう)駅は高架駅で、ここでも高校生の乗降があった。
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 17:36,北見駅着。最初はガラガラだった2輌編成も、2輌であるのが納得できる乗客の利用があったと思う。
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 最後に、これはこの日に途中下車した駅から次の列車に乗車した時、ワンマン運転の入口の機械から出てくる証拠の乗車票(正式に何と言うのか知らない)。別に集めている訳じゃないけど、ね。
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by krmtdir90 | 2013-09-24 18:51 | 鉄道の旅 | Comments(0)

高校演劇・秋の地区大会①(2013)

 この三日間(20~22日)、地区大会の審査員として、西部B(所沢・入間)地区の会場である所沢市中央公民館に行っていた。15校の舞台を観て、講評をし、地区から暫定的に2校を選んできた。暫定的というのは、このあと、29日に行われる深谷本庄地区の6校と合わせて、計21校の中から、Cブロックとして2校を選ぶことになっているからである。
 まだ途中だから詳しい経過などは書かないが、かなり高いレベルの選考になった。年によって、ブロックによって、レベルの当たり外れがあるのは仕方がないが、選ぶ学校が見当たらず苦し紛れに選ぶのも辛いが、選ばれてもいいと思う学校が2校以上あるというのも、やはり辛いものがある。

 埼玉の場合、審査員は顧問OBか現役顧問から2名ずつコンビで、各ブロックに割り振られることになる。どの審査員に当たるかで、選ばれる学校も変わってくる可能性が高いのが演劇のコンクールだと思うのだが、それだけ審査員の責任は重いと言わなければならない。
 現役顧問だった頃、何年か審査員に駆り出されてきたが、ある時点で断ることに決めた。県大会を観に行くのもやめた。西部A地区でわたしが顧問をした学校は、勝つことを望むよりも地区大会で無事上演することを目指すような演劇部だったが、そういう学校だったからか、審査講評でずいぶん的外れな意見を言われたり、核心に触れない些末な印象批評でお茶を濁されたりすることがあった。
 そんなこともあって、秋の地区大会に参加はするけれど、コンクールというシステムからは距離を置きたいと考えたのである。

 再び審査員に復帰したのは、退職したらやりそうな気がすると(断り続けてきたわたしの気持ちを見事に見透かして?)、わたしを事務局に推薦してくれた人がいたからである。
 長い間世話になってきた演劇連盟に対する恩返し(罪滅ぼし?)という気分があった。演劇に限らず、いろいろなところで経験を積み重ねてきたことで、ある程度広い視点で審査講評ができるようになったのではないかとも思えた。かつて出会ったいい加減な審査員を反面教師として、わたしがそれぞれの舞台をどう観たのかという、評価の核心に当たる点だけは、少しきつい言い方になってしまったとしても、必ず触れてやらなければならないと思っている。
 まあ、実際のところがどうなっているかは自分ではなかなか判断できないが、以来毎年要請が来るというのは、一応合格点はいただけているのだろうと思っている。

 昨夜は、地区顧問の反省会にも出させていただき、楽しい時間を過ごさせてもらった。幾人かと2軒目にも行ってしまったから、きょうは非常にだらけた一日になってしまった。
 しかし、成り行きから30半ばで足を踏み入れた高校演劇の世界で、こんなふうな展開というのは予想もしなかったことで、それでも退職後もこうして充実した役割を振っていただけるのは、本当にありがたいことだと思うのである。
by krmtdir90 | 2013-09-23 16:01 | 高校演劇、その他の演劇 | Comments(9)

続続・北海道⑤根室本線・2429D(2013.9.10)

 *読んでくださる方、できれば①から順番に読んでくださると嬉しいのですが。

 朝の旭川駅3・4番線ホーム。ホーム先端の喫煙スペースから(一服しながら)見たところ。4番線に入線しているのは、8:00発・L特急スーパーカムイ10号・新千歳空港行き。
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 8:10発の岩見沢行きが入線してくる。JR北海道の近郊形電車711系である。きょうはこれで、まず滝川まで行く。
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 函館本線のこのあたりは何度も通っているので、何となく見過ごしてしまうのだが、途中駅から一つだけ。
 妹背牛(もせうし)駅。昨年3月に通った時、あまりの雪の深さに衝撃を受けたあたりだ。もちろんいまは雪はないのだが、雪の季節を連想させるものを見つけた。
 まずホームにかけられた屋根の上部に、恐らく線路上に雪が落ちるのを防ぐものではないかと思う、金属製のネットを発見。また、手前に付いているはしごは、雪下ろしに屋根に上るためのものではないかと思う。
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 これは手前の白いパイプの柵に注目。明らかに、雪の重みで歪んでしまったものと思われる。
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 8:56、滝川駅着。
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 このあと、9:37発の根室本線・釧路行きに乗車する。有名な、日本一運行時間の長い定期普通列車・2429Dである。
 実はわたしも勘違いしていたのだが、運行距離の長い普通列車は、山陽本線にまだ上があるらしい。ただあちらは、複線電化だから所要時間ははるかに短い。
 こちらは、単線非電化の308.4キロを、延々8時間2分かけて走り切る。自然、肩入れしてやりたくなる列車なのだ。わたしは昨年3月以来、2度目の乗車ということになる。

 食料と水を用意して、1番線ホームへ。
 前回は雪に覆われていて判らなかった、根室本線の車止め。
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 すでに2箇所の乗車口には、同じ完乗を目指すテツとおぼしき列が出来かかっている。単行のキハ40だから、クロスシート部分は限られている。趣味ではないが、背に腹は代えられない、わたしも並ぶことにした。この順番なら躓いたりしない限り確保できるだろう。
 入線してきた2429D。本当は前の柵の所から狙いたかったが、並んでいるからそういうわけにいかない。
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 4人掛けクロスシート、進行方向向きを確保。不思議なもので、こういうボックスを1人が押さえてしまうと、向かいや隣にはかなり混んでこない限り人は来ない。次はロングシート部分に座っていくのだ。ツアー客などとぶつかってしまったら仕方がないが、ある程度の混み方なら、車内は一定の法則性のある秩序が保たれているのだ。
 この日は、ちょうど程よい混み具合だったように思う。

 定刻、9:37に発車。
 長時間の旅だから、あまり熱心になるのは止そうと思う。それに、これまで結構乗っている路線だから、過去に撮影してある駅もかなりあるのである。

 発車して間もなく、次の東滝川駅で、早速交換待ちの停車。
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 少し行って、野花南(のかなん)駅で、再び交換待ち。ここでは、お婆さんが一人降りていった。
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 次の、島ノ下(しまのした)駅。野花南駅と駅舎のかたちが瓜二つだ。
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 10:48、富良野駅着。18分停車。7月に来た時に駅の様子などは見ているから、今回は2輌への増結作業を見学することにした。
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 ここから釧路までは2輌編成である。下車する人もいて、車内は随分余裕ができた。11:06発車。
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 金山(かなやま)駅。
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 ここには、煉瓦造りの旧ランプ小屋(危険品庫)があった。
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 次は秘境駅の東鹿越(ひがししかごえ)駅だが、駅舎の写真は前回撮影済みである。
 これは、東鹿越駅ホームになぜか転がっている(置いてある?)「石灰岩」と書かれた岩。書いてあるんだから、石灰岩なんだろうねえ。
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 例の幾寅駅を過ぎて、次の落合(おちあい)駅で交換待ち。交換の列車は入っているのだが、発車まで余裕があるので、跨線橋を渡って外に出てみた。
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 新得を過ぎて、2つ目の羽帯(はおび)駅。秘境駅・62位である。
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 次の御影(みかげ)駅で、特急スーパーおおぞら8号と交換待ち。
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 御影駅と次の芽室駅の間で、上芽室信号所というところで交換待ち停車。行き違ったのは、同じキハ40の単行。それにしても、運転席横のガラス窓は汚れている。
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 次の芽室(めむろ)駅で、また交換待ち。特急スーパーとかち6号とすれ違い。
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 1年半前、列車の窓越しに何となく撮ったショッピングビル「めむろーど」の文字。何ということもないのだが、同じ場所にちゃんとあって、何だか妙に懐かしい。今度時間があったら、どんなところなのか是非見に行きたい気がする。
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 大成(たいせい)駅。簡易な駅なのだが、入口などが厳重にガードされていて異色。
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 西帯広(にしおびひろ)駅。すでに帯広の町に入っている。
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 この駅の構造、判るだろうか。向こう側の広場から屋根のない跨線橋に上り、中ほどの覆いのある向こう側ホームへの階段入口から駅、という位置づけではなかろうか。こちらのホームへは、その階段の途中から、跨線橋の下に付いている覆いのある歩廊(駅の跨線橋)で通じているように思える。
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 帯広を過ぎて、次は懐かしい稲士別(いなしべつ)駅。今年5月に途中下車して、26分間滞在した駅である。
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 幕別(まくべつ)駅。交換待ちの筈が、交換すべき特急スーパーおおぞら10号は、例の事故の影響で運休中。交換はなかったが、停車時間はあった。
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 ホームに、何か小型の石灯籠のような変な置物?が。
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 利別(としべつ)駅。高校生が数人降りていったが、駅舎の方には行かず、右側の通り道から出て行った。
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 豊頃(とよころ)駅。
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 新吉野(しんよしの)駅。
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 浦幌(うらほろ)駅で普通列車と行き違い。
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 ここにも煉瓦造りの旧ランプ小屋(危険品庫)があった。
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 常豊(つねとよ)信号所。
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 来ると判っているから、ずっと準備して待った。DF200「レッドベア」に牽引された貨物列車。でも何か、前の写真の方が、曇っていて暗くて、迫力があったような気がする。
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(ここで、おことわり)
 上厚内(かみあつない)駅、尺別(しゃくべつ)駅、古瀬(ふるせ)駅といった秘境駅や、厚内(あつない)駅などは、、前回までにしっかり撮っているので、今回は省略することにして、先を急ぐことにします。

 直別(ちょくべつ)駅。すでに海沿いに出ている。
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 音別(おんべつ)駅。
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 白糠(しらぬか)駅。
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 西庶路(にししょろ)駅。
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 庶路(しょろ)駅。
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 大楽毛(おたのしけ)駅。ここは交換待ちの駅であるが、駅舎が屋根のない跨線橋を渡った線路の向こう側の離れたところにあって、前に停まった時に何となく興味を持っていた駅なので、今回は素早く行ってみることにした。
 これは、跨線橋を渡り切って、駅舎の手前からホームの方を見ている。
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 駅舎の外に出てみた。ここはすでに釧路市に入っていて、国道沿いにずっと町並みが続いてきているようだ。
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 17:39、釧路駅着。2度目の完乗達成である。
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 改札で貰った「証明書」は、前回と違って新しいものになっていた。こういうの、集め始めるときりがないんだよね。
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by krmtdir90 | 2013-09-19 18:11 | 鉄道の旅 | Comments(2)

続続・北海道④稚内、宗谷本線・上り(2013.9.9)

 *読んでくださる方、できれば①から順番に読んでくださると嬉しいのですが。

 南稚内で泊まった稚内グランドホテルの「付属居酒屋」については、6日の記事のコメントで触れた通りである。翌朝、ホテルからすると裏通りに当たる「居酒屋」の面した方を回ってみた。その入口のはす向かいに、話しの通り「お母さん」の寿司屋があった。今度稚内に来たら寄るよなどと言ってしまったが、どうなることか。
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 9:01南稚内駅から下り列車に乗り、9:05稚内駅着。
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 稚内の駅ビルと駅前広場はすっかりきれいになっていた。駅は駅ビルと一体になり、そちらは「道の駅わっかない(キタカラ)」や映画館などが入るかたちになったようだ。
 駅の窓口のところから待合室に向かって。正面が道の駅に繋がっている。右が駅の出入口、左がホームになっている。
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 駅を出ると、現在の車止めからずっと繋がるかたちで、車止めのモニュメントができていた。今回の駅舎改築の前まで、ここが最北の車止めの位置だったのだという説明が付いていた。
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 車止めの方から駅の方を見る。
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 これが、全景。右側が道の駅になっていて、ロータリーもそちら側にある。
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 変わり映えしないが、また北防波堤ドームに行ってみることにした。
 雪や氷のない道である。整備された広い通りを渡って、駅の方を振り返る。この道沿いに、道の駅の広い駐車場が出来ている。再開発整備の趣旨はよく理解できる。
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 いつ見ても美しい建造物だと思う。
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 昨年3月には雪が積み上がっていて、行けなかった左手の展望遊歩道に上ってみた。海には昆布を採る小舟が何艘も浮かんでいた。
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 前回は雪に埋もれて見られなかったモニュメントにも行ってみた。ただ、これは稚内桟橋駅の記念碑ではないようだった。
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 向こう側の桟橋に、利尻・礼文に行くフェリーが停泊している。カモメが一羽、絶妙の位置に止まってくれた。
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 帰りに広い芝生を横切ろうとしたら、点々と白いものが散らばっている。近づいて見ると、何とキノコだったのである。アップの写真もあるが、名前も判らないし、まああえて掲載するほどのものではないだろう。
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 再び駅に戻り、ぶらぶらしていて、つい窓口の掲示につられて買ってしまった。硬券の入場券2枚と来駅証明書320円。こういうの、集め始めるときりがないよね。
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 稚内駅に停車中の、10:51発の名寄行き。キハ54形、単行。この列車は、残念だが途中の小さな駅をかなり通過してしまう。
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 さて、昨日撮った写真と重複は避けながら、宗谷本線の駅・その2。
 抜海(ばっかい)駅。秘境駅ランキング・45位。
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 利尻富士。きょうも見えているが、かなり雲がかかっている。
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 兜沼駅の手前で、兜沼(そのもの)。
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 その兜沼駅で、下り列車と行き違い。
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 天塩中川(てしおなかがわ)駅。
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 佐久(さく)駅。立派な建物だが、入口に「佐久ふるさと伝承館」の表示がある。複合施設になっているのだろう。
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 筬島(おさしま)駅。
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 次の音威子府を過ぎて、その次が、咲来(さっくる)駅。
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 豊清水(とよしみず)駅。秘境駅・30位。
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 ここで下り列車との交換待ちがあった。かなり余裕があったので、外に出てみることが出来た。
 駅舎正面と駅前。左手にある廃屋は、倉庫のようなものの骨組みと壁の一部が残ったようだ。他に人家などは見えない。
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 歩き回って、いろいろ撮影する。
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 すれ違ったのは、昨日わたしが乗っていた幌延行きの列車だった。
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 恩根内(おんねない)駅。
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 紋穂内(もんぽない)駅。秘境駅・35位。
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 美深(びふか)駅。観光客らしい人も含めて、7~8人が下車した。
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 智恵文(ちえぶん)駅。
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 14:04、名寄駅着。
 14:35発の、快速なよろ8号・旭川行きに乗り継ぐ。この列車はその名の通り、小さい駅はみんな飛ばしてそれなりの駅にしか停まってくれない。
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 そこで一気に、15:42、比布(ぴっぷ)駅で途中下車。
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 向かいのホームにここ止まりの列車が入ってきて、入れ替わりになよろ8号が発車していった。ここ止まりは、折り返し15:54発の旭川行きになるので、それまで12分の滞在時間である。
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 外に出て、駅舎と町並みを撮影する。旭川方面から帰ってきた高校生が、駅舎の脇から出てくる。
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 折り返し旭川行きの乗客は、わたしも含めて3人。きっと、この先どこかで高校生が乗ってくるのだろう。
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 南比布(みなみぴっぷ)駅。秘境駅・178位。
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 反対の方から写すとこんな感じ。秘境と言うか、道路の下で忘れ去られてしまった駅、という感じか。
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 次の、北永山(きたながやま)駅。何もない田園地帯の中の駅に、大勢の高校生の姿が。車内はいっぺんに埋まってしまった。帰ってから地図を調べてみたら、田園の中を1キロちょっと行ったところに、旭川農業高校というのがあった。そこの生徒だろうか。でも、雪の季節はきっと大変だろう。
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 あとは、何もない田園地帯のホーム。
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 16:20、旭川駅着。
 ロッカーに預けておいた大きな荷物を出して、きょうは市内の方にある(②の写真とは違う)東横インにチェックイン。

 早めの到着だったので、ちょっと離れているが、前から行きたいと思っていた、ラーメンの蜂屋・5条創業店というのに行ってみることにする。ウン十年前、家族で(車で)北海道を回った時、確か当時の駅の地下街で蜂屋のラーメンを食べた記憶があるのだ。駅はすっかり変わってしまったが、その蜂屋がわたしの旭川ラーメンの原点になっているのだ。
 700円。写真に撮ると、ラーメンはラーメンに過ぎないが。
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 店の外観。鄙びた路地の中に目立たない感じであった。
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by krmtdir90 | 2013-09-18 16:09 | 鉄道の旅 | Comments(0)

続続・北海道③宗谷本線・下り(2013.9.8)

 *読んでくださる方、できれば①から順番に読んでくださると嬉しいのですが。

 宗谷本線は営業キロ259.4km、文字通り最果ての鉄路である。例の秘境駅ランキングに名を連ねる駅を始め、興味深い駅がたくさんある。そうした駅を、なるべく他の乗客の迷惑にならないよう気を配りながら、可能な限り撮影していきたいと思っている。
 8:08に旭川を出たキハ40の単行列車は、2駅を通過する以外は律儀に全ての駅に停車しながら名寄を目指す。

 まず、永山(ながやま)駅。あたりは旭川からの町並みがまだ続いているところだが、駅舎は昔からの落ち着きある佇まいが残っている。駅員もいる。
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 永山を出ると、周囲はすっかり田園風景に変わる。北永山・南比布の2駅は通過して、比布(ぴっぷ)駅を過ぎると、次が北比布(きたぴっぷ)駅。秘境駅ランキング、119位である。
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 ここで、この秘境駅ランキングなるものについて、ちょっと断っておきたい。
 これは牛山隆信氏がホームページ上に掲げているものだそうだが、その順位は少しずつ変動しているようで一定ではない。参照する資料によってズレが出てくるのはまずいので、このブログでは「日本鉄道旅行地図帳・乗りつぶしノート(第2列車)」(新潮社)に掲載されている、12年7月1日現在の順位に統一して従うことにしている。

 次は、蘭留(らんる)駅。地元の人が数人下車した。駅舎の方は通らず、左側のところから出て行った。無人駅では、地元の人は大体そうして横の方から出入りしているようだ。
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 塩狩(しおかり)駅。上に蛍光灯がある右の窓やドアの周囲に、黄土色の巨大な蛾が沢山集まっているのが見える。
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 東六線(ひがしろくせん)駅。駅名板が外れてしまっている。秘境駅・97位。
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 北剣淵(きたけんぶち)駅。秘境駅・33位。こういう板張りの短いホームというのは、確かに秘境の駅という雰囲気を漂わせてくれる。
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 士別(しべつ)駅。上り列車と行き違い。
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 下士別(しもしべつ)駅。待合室の引き戸が、一般家庭の玄関引き戸のような感じで面白い。
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 瑞穂(みずほ)駅。ここは秘境駅・77位なのだが、見事な花壇があって、まるで人家の庭先のような雰囲気である。誰か、世話をしに来る人があるのだろう。
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 東風連(ひがしふうれん)駅。名寄の一つ手前の駅。自転車が沢山止まっている。それだけ利用者があるのだ。
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 9:50、名寄駅着。名寄での散策は②をご覧ください。

 名寄駅の旅客運賃表。
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 12:33名寄始発の幌延行き普通列車。キハ54形の単行。
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 名寄の次の日進(にっしん)駅。
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 ホームから少し離れて待合室がある。
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 その次の北星(ほくせい)駅。秘境駅・63位。このホームには、まだ若いテツの男の子がいた。何時間いたのか、この列車の乗客となった。
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 待合室は少し離れたところ、「毛織☆北紡」の広告看板が特徴的である。
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 智北(ちほく)駅。秘境駅・58位。
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 こういうふうに列車に乗りながら駅の写真を撮っていると、宗谷本線のように単線で1面1線の駅が多い場合、駅が左右どちら側にあるかというのが非常に大きな問題になる。
 列車が空いていれば、その都度移動しながら撮るということも出来るが、そこそこ座席も埋まっているというような場合には、遠慮も必要だし、運が悪かったと諦めることも必要になってくる。今回のように往復する計画の時は、帰りに逆側の座席を確保すれば撮れるかもしれないと考えて、あまりあくせくしないように自分を戒めている。

 それでも、ちょっと反対側の駅が続いたので、天塩川温泉(てしおがわおんせん)駅では、運転手横から前方を狙って撮ってみた。ところが、この車輌は前方の窓ガラスが嫌な汚れ方をしていて、それがまだら模様に写り込んでしまって、ちょっと使えないことが判った。まあ、仕方がないな。
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 音威子府(おといねっぷ)駅、13:34着。21分停車。
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 外に出て、駅舎の外観と駅前の様子を撮影した。昨年3月の雪の時と違って、足元を気にする必要がないから、ゆったりした気分で歩き回ることができた。
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 この駅は有人駅で、改札口はこんな感じ。有名な「音威子府駅そば」のスタンドはこのすぐ右手にあるが、この日は閉まっていた。
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 跨線橋にも上ってみた。そこからの眺め。
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 再び走り出して、歌内(うたない)駅。
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 糠南(ぬかなん)駅。秘境駅・16位。宗谷本線の中では一番ランクが高い。
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 天塩川。
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 雄信内(おのっぷない)駅で交換待ち停車。秘境駅・82位。
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 行き違い列車の気配がないので、急いで外に出てみた。前から気になっていた木造のいい雰囲気の駅舎だが、その外観を正面から見ることができた。期待に違わぬ素晴らしい駅舎である。
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 念願かなって急いでホームに戻ると、上り列車とちょうど行き違うところだった。例の事故の影響で運休中のサロベツに代わって運行されている、臨時快速の2輌編成だった。
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 安牛(やすうし)駅。秘境駅・71位。
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 南幌延(みなみほろのべ)駅。秘境駅・86位。
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 上幌延(かみほろのべ)駅。秘境駅・84位。糠南から5駅連続の秘境駅である。
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 幌延(ほろのべ)駅、15:14着。35分停車ののち、同じ車輌が15:49発の稚内行きになる。外に出て煙草を吸ったり、あちこち歩き回る。
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 幌延を出て次の、下沼(しもぬま)駅。秘境駅・36位。
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 車窓には、利尻富士がくっきりと見えている。
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 徳満(とくみつ)駅。秘境駅・65位。
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 兜沼(かぶとぬま)駅。
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 勇知(ゆうち)駅。
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 抜海・南稚内間の絶景ポイントで、海を隔てて見える利尻富士。きょうの列車は速度を落としてくれなかったので、何とか撮れたのは1枚だけ。
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 今回も、ホテルがあるのは南稚内なので、南稚内駅で16:55に下車。
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by krmtdir90 | 2013-09-16 17:08 | 鉄道の旅 | Comments(0)

続続・北海道②名寄・キマロキ編成(2013.9.8)

 *読んでくださる方、できれば①から順番に読んでくださると嬉しいのですが。

 今回の旅のルートを、昨年3月に辿ったルートと基本的に同じにすると決めて、ホテルを押さえようとしたのが出発の2週間前だった。しかし、やってみると思わぬ障害にぶつかってしまった。7日の旭川が、市内のめぼしいホテルに全く空きがないのだった。
 調べてみると、7,8の両日、旭川グランドホテルというのを会場に、北日本産科婦人科学会総会というのが開かれるようで、その宿舎として主要なホテルがみんな押さえられてしまっていることが判った。そのしわ寄せで、ランクが下のビジネスホテルなども軒並み満杯になってしまっていたのだ。あと数日遅かったら、コース変更を余儀なくされるところだった。

 というわけで、8日の旭川の朝である。
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 右手の東横インはこれまでに何度か泊まっているが、今回はダメ。左手に見えているホテルメイツというのが昨夜の宿である。悪い宿ではなかったが、浴槽がちょっと信じられないくらい狭かった。
 雨は止んだが、まだどんより曇っている。しかし、予報ではこのあと天気は急速に回復して、しばらくいい天気が続くようだ。

 今日明日の2日間で宗谷本線を往復する。
 大きな荷物は旭川駅のコインロッカーに預け、最小限の荷物だけ持って行って来るつもりだ。このあたりの要領が、回数を重ねるにつれてだんだん判ってきたと思う。
 昨年3月の時は、途中の接続を考慮して11:09発の快速・名寄行きを利用したが、今回は1本前の8:08発の普通・名寄行きを利用して、名寄駅で2時間半余りの散策時間を確保する。行きたいところがあるのである。

 旭川駅3番線ホームに停車中の、8:08発・名寄行き列車。キハ40形の単行。やはり、これがわが鉄道旅の基本である。
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 宗谷本線は、途中見どころのある駅が沢山あるのであるが、それらは次の③でまとめて触れることにする。ここでは、名寄駅のみをピックアップする。

 9:50、名寄駅着。
 向かいの駅舎側ホームに上り特急・スーパー宗谷2号がやって来て、2分停車で出発して行った。
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 後には、乗って来たキハ40が、折り返し10:59発の旭川行きになるまで、ひっそりとホームに停まっている。
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 名寄駅の外観。風格のある名駅舎である。
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 駅前はロータリーになっていて、正面に歩いて行くとすぐに広い通りがある。道道540号。ここから歩いて1キロぐらいだろうか、名寄市立北国博物館を目指す。
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 途中、道路は道道538号に左折して名寄本線の線路を跨いで行くのだが、そこから名寄駅の構内全体が見渡せる。
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 案内表示に従って一般道に入り、何度か角を曲がって行くと、向こうの丘の上に見えてきた。
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 全国で名寄だけにしかないという、SL排雪列車「キマロキ編成」の移設展示保存である。
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 これが説明板。
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 文字が読み取れないとまずいので簡単に説明しておくと、「キマロキ」とは、機関車・マックレー車・ロータリー車・機関車の順に連結されて、かつて豪雪地帯で大活躍した排雪列車の、連結順の頭文字を取った呼び名である。この「キマロキ編成」が、ここに完全な形で野外展示されているのである。

 保存状態は非常に良く、手入れが行き届いている感じで、各車輌に鉄製の階段がついていて、自由に中も見られるようになっている。さすがに蜘蛛の巣の張っているところもあったが、野外だからそのくらいは仕方がないだろう。

 前から順に見ていくことにする。
 まず、9600型蒸気機関車。
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 内部。石炭をくべる釜の蓋部分と運転手席。
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 次が、マックレー車(かき寄せ式雪かき車)。
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 次が、ロータリー車(回転式雪かき車)。左に雪を集めるマックレー車の巨大な羽根が写っているが、これでかき集められた大量の雪を、奥に見えるオレンジ色の巨大なロータリーで、遠くに排出するという仕掛けである。
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 マックレー車の羽根の所からロータリーを見ると、こんな感じ。
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 この一連の作業を後から押すかたちになる、次のD51型蒸気機関車。
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 最後に、車掌車(緩急車)。
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 丘の反対側(下の方)から、全体の編成が判るように写してみた。
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 見学している間、よく晴れて日差しも強く、汗びっしょりになってしまったが、あたりは時折散歩する人が通るくらいで、ずっとこれらの車輌を独り占めしてしまったようで、久し振りに童心に返る感じで、わくわくしながら熱中してしまった。

 せっかく来たのだから、北国博物館にも入館してみた。展示はなかなか興味深いものだったが、キマロキの印象が強すぎて、館内の冷房で汗が引くのを待っていたような気もする。
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 博物館前の駐車スペースからキマロキを見る。向こうに名寄の町が広がっている。
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 再び名寄駅に戻り、駅前の三星食堂という店で昼食にする。
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 鳥の照焼特製マヨネーズ炒定食800円というのを食べた。味は悪くなかったが、量が多すぎて全部は食べられなかった。
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 駅舎の外の喫煙スペースで食後の一服をしていたら、ちょうどその上に昔の駅名板が掛かっていた。
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 そう言えば、戦中から戦後の困難な時代に、大相撲で大関を張った名寄岩という力士がこの地の出身だったらしく、北国博物館の一角にも名寄岩コーナーというのがあった。
by krmtdir90 | 2013-09-15 22:10 | 鉄道の旅 | Comments(2)

続続・北海道①小樽・手宮線跡地など(2013.9.7)

 9月6日、19:03、上野駅発。

 北斗星。ソロ・6号車2番。同じソロでも、5,6号車はJR北海道が所有する車輌で、JR東日本の9号車と違って、階段部分が室内に取り込まれている。そこで立ち上がって着替えなどをすることができるのである。室内で、立って身体を伸ばせるというのはいい。
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 翌朝、6:35、函館駅着。
 8分の停車時間で行われる機関車の付け替えで、かねてから見たかった、青森・函館間を牽引するえんじ色のED79形電気機関車を見に行く。
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 青函トンネルを走って来たこの機関車はここで切り離され、スイッチバックで先頭になるホームの反対側では、DD51形ディーゼル機関車2輌(重連)が付けられている。

 7:45頃、落部(おとしべ)駅で通過待ち停車。後から来る特急スーパー北斗1号に抜かれる。スーパー北斗だと、函館発は21分遅く、札幌着は57分早くなる。
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 11:15、札幌駅着。DD51を撮りに行ったのだが、ホームの長さがギリギリらしく、先端一杯に停まっているので、うまく撮ることはできなかった。
 そこで、車庫に回送されていく北斗星の後ろ姿。
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 きょうは、ちょっと小樽まで行って来ようと思う。大きな荷物を預けようとコインロッカーに行ったが、ロッカーの数は随分あるのに、空いているのは一つもない。仕方なく、荷物は小樽預けになった。

 11:35発、普通・小樽行きに乗車する。731系という電車のようだ。車内はすべてロングシート。札幌近郊の日常の足という位置づけ。一般の観光客や急ぐお客は、次の11:44発・快速エアポートの方を利用するようだ。右側に並んでいるのがそういう人たち。それだと、小樽に12分早く着くことができる。
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 12:28、小樽駅着。
 ホームの片隅に、いまは亡き石原裕次郎が立っている。
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 改札口を出ると、正面出入口の上にたくさんのランプが飾られている。ランプは改札口の上の所にもある。
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 駅舎と、その正面のメインストリート(中央通り)。緩やかな下りになっていて、望遠をかけると向こうに海がはっきり見える。
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 駅近くの有名な三角市場にある「たけだ」という店で、三色丼1500円の昼食をとった。
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 さっきの中央通りを下ってしばらく行くと、右手に、小樽でぜひ行きたいと思っていた目的の場所がある。旧手宮(てみや)線跡地。
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 ここは、明治13年(1880年)、北海道で最初、日本で3番目の鉄道が走った場所である。その時開通したのは、手宮から南小樽を通って現函館本線のルートを札幌までということで、アメリカから輸入された最初の蒸気機関車「義経号」も走ったのだという。
 その後、函館駅から現在の小樽駅を通る函館本線が繋がって、手宮・南小樽間は支線のようなかたちになり、手宮線と呼ばれるようになって、昭和37年(1962年)に旅客営業廃止、昭和60年(1985年)手宮・南小樽間廃止となったのである。

 この手宮線の遺構が旧線跡にかなり残っていて、特にその線路の一部が、遊歩道のようなかたちで開放されている場所があるのである。
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 地図で確認しておく。左端に縦に通っているのが中央通りで、この下の方に小樽駅がある。
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 せっかく来たのだから、運河にも一応行ってみた。
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 運河手前の交差点から、中央通りの奥に小樽駅を望む。今度はずっと上り坂を戻らなければならない。
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 ロッカーから荷物を出して、14:34、小樽駅発の快速エアポート150号で札幌に戻る。721系と呼ばれる転換クロスシートの快適な電車である。
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 15:06、札幌駅着。15:23発の江別行きに乗り継ぐ。15:48、江別駅着。
 江別は初めて降りる駅なので、乗り換え時間はあまりなかったのだが、大急ぎで外に出てみた。駅舎と駅前の様子。
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 そして、駅舎のあるる3番線ホーム。16:00発の次の電車で岩見沢へ。
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 16:17、岩見沢駅着。
 ここは乗り換え時間があるので、いつもとは反対側に降りてみることにした。行ってみて気がついたのだが、ここは駅前ロータリーのようになってはいるが、この建物は駅ではないのだ。
 駅名表示なども一切ない。写真の左手奥に、何度か降りている見慣れた現代的な駅舎があるのだが、確かに改札はそちらに1箇所あるだけで、改札を出て左側から通じるこの跨線橋は、駅と一体になっているが駅ではない跨線橋なのである。
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 ロータリーの向こうに見えた、煉瓦造りの歴史のありそうな建物。帰って調べてみると、JR岩見沢レールセンターとあった。
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 跨線橋の内部。試しに咳払いをしてみたら、非常によく響いた。
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 跨線橋の途中から見下ろしたJR岩見沢運転所。広い。
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 16:57、岩見沢駅発、旭川行きの711系電車。
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 18:37、旭川駅着。旭川は雨が降っていた。この日は旭川泊まり。
by krmtdir90 | 2013-09-15 14:28 | 鉄道の旅 | Comments(0)


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