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主なテーマ、最近は映画ばかりになってしまいましたが、この何年か海外旅行にも興味があって、もともとは鉄道旅、高校演劇、本などが中心のブログだったのですが、年を取って、あと何年元気でいられるかと考えるようになって、興味の対象は日々移っているのです。
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北への旅①「あけぼの」で青森へ(2013.12.8~9)

 今回の旅は、「あけぼの」廃止のニュースから始まった。来年3月の時刻表改正で、「あけぼの」は定期運行から姿を消すというのだ。

 廃止が決まると、それを惜しんで人が集まり混雑が始まるようだが、そういうのを一部では、過去に乗車実績を持たない一過性の葬式テツと呼んで、冷ややかに見る層もあるらしい。行ってみると確かにカメラマンの数も多いし、乗客も明らかに多いように感じられた。客層も、恐らくニュース以前とはどこか違うのではないかと思われた。
 ただ、わたしのような日の浅い鉄道ファンにとっては、ファンになる前に全国の鉄道から失われてしまったものの多さに愕然とすることがあり、経験できるものは(すべてではないが)経験しておいた方がいいと思うのである。特に夜行列車(寝台特急)については、ローカル線(地方の、地域に密着した鉄道)とともに、強烈に心動かされるものがあるのであって(因みに、竜飛海底駅の廃止にはあまり興味がなかった)、やはり何を置いても行かないわけにはいかなかったのである。

 上野駅13番線。「あけぼの」上野・長岡間を牽引するのはEF64形電気機関車である。
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 さて、台風の影響で中止した10月の「あけぼの」計画では、往きも帰りもB個室ソロを取っていたのだが、廃止になることが決まって、今回はA個室・シングルデラックスを奮発してみた。
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 もっとも同じA個室とは言え、「あけぼの」のそれは、テレビモニター(以前は付いていたらしい)も独立のソファーもなく、専用トイレもシャワーも付いておらず、あるのは(あまり必要は感じなかった)折り畳み式の洗面台のみという、きわめて質素な設備のA個室なのである。。
 結局B個室の極端な狭さに対して、こちらは室内で普通に立てて、二、三歩歩くことが出来てしまうという、この列車に乗る以上は、それだけで十分有り難いことなのだろうと思った。
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 あと、A個室であることの証明、上の写真で右奥の(右手前は折り畳み洗面台)棚の上にさりげなく置かれているアメニティーセットがある。中身はごく当たり前の歯ブラシやレザー、小瓶の整髪剤などであるが、ケースに貼られた「あけぼの」のマークは、マニアにはたまらないものだろう。
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 ベッドに横になって、見上げるとこんな感じ。
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 右の壁には上段ベットが折り畳まれていて、下ろせばツインでも利用可能な部屋なのである。また、ドア左のカーテンの裏には、開ければ隣室とつなげることが出来るドアがあって、もちろん施錠されているが、場合によっては3~4人のグループにも対応できるようになっているのである。

 さて、定刻の21:16に上野駅を発車。
 最近多い夜行列車の乗車ルポなどには、よく車内探検のすすめのようなことが書いてあるが、それよりもわたしの楽しみはお酒と食事である。一服したりしながら、思う存分だらだらした。

 何と言うこともないのだが、停車した高崎駅のホームの様子。カメラに記録される撮影時刻は22:51となっている。高崎線・上越線の普通のホームに停車するから、一般の利用者の姿が結構ある。走り始めれば勿論カーテンは開けておくのだが、ちょっと恥ずかしいのでカーテンを閉めて、隙間から直前に人がいないことを確認してパチリ。
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 こちらをしげしげ見ている人もいて、そういう人たちは「あけぼの」という非日常の列車をどういう感じで見ているのだろうと、ちょっと気になった。

 高崎を出ると、車内放送も停止。就寝時間帯になる。JRの浴衣に着替えて横になる。

 翌朝、どこで放送が再開したかはっきり覚えていないのだが、時刻表によれば3:19の村上駅以降、この列車は先を急ぐという意識が全くないかのように、実にこまめに停車を繰り返していく。朝も相変わらずだらだらしたいわたしには、この走り方は大変好ましいことである。

 秋田駅のホーム。撮影は6:43。人影は見えない。
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 服に着替え、寝台を畳んでみる。寝台をエイヤッと持ち上げて壁に押しつけると、座席としては座面はやや低いが、立派なソファに変身する。見事である。
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 7:07、停車した八郎潟駅。空は晴れていて、日が昇ろうとしている。
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 何と言うこともない写真だが、12月9日のあけぼの。
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 9:52に終着・青森駅に到着。

 下車後、先頭の方に行ってみると、すでにカメラマンが鈴なりになっている。到着すると、すぐに機関車の切り離しが行われるようだった。
 深夜の長岡駅(運転停車)で付け替えられ、その後ずっと牽引してきたEF81形電気機関車。すでに切り離しは終わっている。もう少し浅い角度で撮りたかったが、人がいてダメだった。ちょうど日陰で、色が暗くなってしまった。
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 走り去るEF81。日なたに出ると色がきれいだ。
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 機関車が去った後、機関車と客車の間に連結されていた電源車。
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 跨線橋の階段は最後部なので歩いて行くと、そこでは残った客車を回送するための、DE10形というディーゼル機関車が連結されていた。
 向かいのホームには、函館からやって来たスーパー白鳥22号が停車中。このあとスイッチバックして、次の新青森まで行くのである。
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 跨線橋から、あけぼのとスーパー白鳥のツーショット。
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# by krmtdir90 | 2013-12-13 15:23 | 鉄道の旅 | Comments(2)

予告編

 8日の夜に出掛けて、きょうの昼ごろ帰って来ました。
 夜行の「あけぼの」(上野・青森)と「はまなす」(札幌・青森)に、両方とも乗って来ました。江差線にも乗って来ました。
 「はまなす」には個室がないので、あえて開放式B寝台ではなく、ドリームカーというグリーン車ランクの座席車に挑戦してみました。のびのびカーペットカーというのもあったのですが、満席で取れなかったのです。
 なかなか自由で面白かったけれど、少々寝不足です。実はかなり眠いです。
 というわけで、今夜はあきらめて寝ます。明日から必ず掲載しますから。
 おやすみなさい。
# by krmtdir90 | 2013-12-12 22:42 | 鉄道の旅 | Comments(0)

「俳優のノート」(山崎努)

 退職してから、基本的にヒマになったからだろう、本屋に行っても、いろいろな棚をゆっくり見て回るようになった。仕事をしている頃は、文庫本の棚は全く視野の外にあったのだが、最近はかなり丁寧にチェックするようになった。
 数週間前、棚の前の平積みの中に、この顔がこちらを睨んでいるのを見つけたのである。パラパラと中身を確認して、買おうと思ったのだが、松岡和子訳の「リア王」も同時に読まなければと考えたのである。ところが、ちくま文庫の棚にはそれがなかった。市内の本屋にはどこにもなかった。
 結局、そんなことを気にしていたら読めなくなってしまうと思い、数日前、福田恒存訳のありふれた「リア王」と一緒に購入して帰ってきた。

 このごろ嬉しいのは、面白ければ散歩を休んで読み続ければいいということである。仕事をしていてはこうはいかない。ただ、この先読める本の数は限られているのだから、つまらない本を選ぶことだけは避けなければならない。
 ということで、この本はきょう一日で読んでしまった。単行本は2000年に刊行されたもので、03年に一度文庫化されたものの新装版ということのようだった。
 新国立劇場のこけら落としシリーズとして、山崎努の「リア王」が上演されたのは1998年1~2月のことで、これはその準備・稽古・公演の経過を記録した、山崎努の(読まれることを完全に意識した)日記風のノートなのである。

 わたしはこの舞台を観ていないし、それどころか山崎努の舞台はただの一本も観たことがない人間である。それどころか、演劇部の顧問などをやっていたくせに、映画は浴びるほど観ていたのに、恥ずかしながら芝居はほんのちょっとしか観たことがないのである。高校演劇の顧問というのは、芝居を観たりやったりするのが大好きでなった人もいるけれど、ただ生徒と一緒に何かをするのが好きなだけで深みにはまってしまった例も多いのである。
 そんなわけで、芝居の方では山崎努よりも山崎哲の方が興味があって、そちらなら何本か観たこともあるのだが…。だが、舞台は知らないが、映画やテレビでは山崎努をかなり観ていたような気がする。きわめてアクの強い役者というイメージがあって、特に好きだったわけでも注目していたわけでもないが、印象にはかなり残る役者だったと思う。

 まあ、出会いというのは大概こんなものなのだろう。それでも、この本はえらく面白かったのである。わたしの中にあった山崎努という役者のイメージは、かなりズレていたことが判った。
 実際の舞台成果を知らないで言うのは気が引けるが、ここで展開されている彼の演技論はほぼ全面的に共感を覚えるものだった。と言うより、役者というものがこんなことを考え、こんなふうに本番の舞台に近付いていくのかということが判って、非常に興味深かったのである。
 もちろん、高校演劇というのはこれとは全く違ったものであるが、示唆を受ける部分は非常に多かった。いや、そんなふうに卑近なところに結びつけなくても、これほど具体的で正直な芝居作りの経過というのは、それだけで十分過ぎるくらい面白かったのである。自分は役者でも何でもないのだが、率直に、すごく勉強になったと思う。

 たぶん、還暦前後の山崎努だったから共感できるところがあったのかもしれない。傍線を引きながら読んだわけではないから、即座に一例を挙げられないのは残念だが、なるほどそうだよなと感じる部分がたくさんあった。現役顧問の時代だったら、何度も読み返したに違いない。
 ただ、「リア王」という本については、シェイクスピアとは言え、正直言ってあまり面白い本とは思えないんですよね…。
# by krmtdir90 | 2013-12-04 21:36 | 本と映画 | Comments(6)

「ラブレス」(桜木紫乃)

 桜木紫乃が直木賞を受賞したのは7月だった。わたしがこのブログを始めたのは4月だから、まあ何というか、そういう巡り合わせだったのだろう。新しい作家の小説を立て続けに読みたいと思うことは、そうあることではない。
 新潮文庫の12月新刊ラインナップに「ラブレス」が入っていることを新聞広告で知って、近所の書店に行ってみたら4冊並んでいた。

 2011年8月に刊行された、初の長編小説だという。確かに長編には違いないが、この人はやはり、本質的には短編小説作家なのだと思った。

 すごい物語である。ありきたりな言い方しかできないが、波瀾万丈の女(たち)の一生を書き切ってみせた、その筆力はやはり尋常のものではない。
 だが、短編の作家というものは、多くのことを省略しつつ大きな全体を想像させる、そういう書き方が身に付いてしまっているのかもしれない。この作品は、短編の書き方で書かれてしまった長編小説という印象が拭えなかった。

 いや、非常に面白かったし、よく書けていることは間違いないだろう。しかし、読後に何とも言い難い物足りなさが残ったのも事実である。
 これだけ中身の濃い物語であるならば、せめてこの倍くらいの分量は費やして、この人たちの人生をもっと書き込んで欲しいという思いがわき起こってきた。読者としては、少なくともこの倍くらいの時間をかけて、この登場人物たちの人生に並走してみたかったという思いである。

 多くの登場人物のエピソードとこれだけの時間の経過があるのだから、短編小説の表現としてはちょうど的確な省略であっても、長編小説として見ると急ぎ足すぎて、このテンポとバランスでは盛り沢山すぎという感覚をどうすることもできなかった。
 巻末の解説で小池真理子が書いていたように、物語としての骨格は大河小説と言っていい形になっている以上、主人公(たち)だけでなく、周囲の人物たちについても、もっともっと描いてもらいたかったと思うのである。短編小説的に言えば、そうした周囲の人物たちもそれぞれ見事に印象的に登場してきており、だからこそ長編小説としては、もっとこれらの人物について知りたいという気持ちが生じてしまって、描き方としては物足りないと言うしかないのである。

 直木賞の後でこの長編に取り組んだら、もう少し余裕を持って全体を膨らませることが出来たかもしれないと思った。これだけのすごい物語を掴んだのだから、もっと一人一人について丁寧に物語って欲しかった気がする。ちょっと焦って書きすぎたところがあるのかもしれない。
 とは言え、一気に読んでしまったことも事実で、それだけ強烈な印象を残した物語だった。やはり桜木紫乃、ただ者ではない。 
# by krmtdir90 | 2013-12-02 21:43 | 本と映画 | Comments(0)

御岳山(2013.11.28)

 末の娘は山ガールで、連れて行ってくれると言うので、妻と3人で御岳山(みたけさん)に行ってきた。始めは大岳山まで行くつもりだったようだが、高所恐怖症のわたしに配慮して、ロックガーデン(御岳山岩石園)周遊コースという、主に沢筋を辿るルートに切り替えてくれた。それでも結構アップダウンがきつく(わたしには)、いまだに足が痛い。

 青梅線・御嶽駅(駅名の場合は旧字体になる)で下車、バスでケーブルカーの駅まで行き、御岳登山鉄道の滝本駅・御嶽山駅間のケーブルカーに乗車、その後、御岳山頂の武蔵御嶽神社へ。途中、山の上の集落や参道商店街を抜けて行くが、コンクリート舗装の道は結構急坂で、さらにその先、石段を随分登らないと辿り着けない。だが、こんなところで疲れてしまってはどうにもならない。
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 参拝後、石段を途中まで下り、分岐してロックガーデン周遊コースに入る。沢筋まではずっと下りの道で、下り切った所から沢に沿って登って行く。その名の通り、大きな岩が点在している。基本的に日陰の道だが、時折日の差すところがあってホッとする。
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 コース折り返し地点の手前にある、綾広の滝。滝行の場でもあるらしい。
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 この後は滝の左手の急な道を辿り、登り切った先から回り込んで、今度はほとんど平坦な道を、さっきの石段の所まで引き返す。
 石段の途中に咲いていた、早咲き(?)の桜。
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 参道商店街の蕎麦屋で、日本酒(このあたりは黙っていても「澤乃井」)をいただき、鴨せいろを食べた。そのままゴロリと寝てしまいたかったが、そうもいかない。

 帰りは、ちょっとわたしらしく鉄道趣味で。
 御岳登山鉄道ケーブルカー・御嶽山駅。半分は土産物屋になっている。
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 ケーブルカー。来る時は黄色の車体だったが、帰りは青。青だから「青空号」。黄色は何号だったか判らない。
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 傾斜は最初から最後までほとんど同じような感じで、かなり急だったと思う。
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 JR青梅線・御嶽駅。有人駅。ホームは階段を上って、屋根の向こう側。
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 正面入口の、重厚な駅名板。
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 一駅戻って、次の沢井駅で途中下車。駅舎はなく、跨線橋の中間に簡単な改札ときっぷの自販機が設置されている。無人駅。
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 徒歩5分(ただし坂道。行きは下り、帰りは上り)、「澤乃井」の小澤酒造。
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 道路を隔てた手前の多摩川べりに、観光バスなども訪れる澤乃井園というスペースがあり、酒造直営の様々な施設が軒を連ねている。ここの直売店で、四合瓶を2本購入。リュックに入れたら、やっとリュックらしい重さになった。

 因みに、青梅線は立川・奥多摩間、全線が電化されているが、立川・東青梅間が複線、東青梅・奥多摩間は単線である。立川・青梅間は中央線と直通する電車も含めて、10輌編成が頻繁に走っているが、青梅から先は4輌編成になってしまい、運転間隔もほぼ30分おきになってしまう。
 車輌は中央線快速などと同じE233系であるが、ドアはボタン式の半自動になっていた。
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# by krmtdir90 | 2013-11-30 15:30 | その他の旅 | Comments(0)


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