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主なテーマ、最近は映画ばかりになってしまいましたが、この何年か海外旅行にも興味があって、もともとは鉄道旅、高校演劇、本などが中心のブログだったのですが、年を取って、あと何年元気でいられるかと考えるようになって、興味の対象は日々移っているのです。
by natsu
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中国の旅①往路・重慶~閬中(2018.9.3)

 今回の旅は中国である。海外旅行に興味を持った以上、近くの国だから一度は行っておきたいと思っていたところ、面白そうなツアー案内が来たので、急遽申し込みをした。タイトルは「四川屈指の古城閬中(ロウチュウ)と秋の長江三峡の旅」というもので、マイナー好みのわたしの嗜好にも合っている気がした。中国で古城とか古鎮(こちん)と言うと、歴史のある古い家並みが残っている町や村ということで、閬中(ロウチュウ)は日本ではあまり知られていないが、かの国では「中国4大古城」の一つに数えられているということらしい。ツアーはまずこの閬中古城を訪問する。

9月3日(月)

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 成田集合が午前8時だったので、八王子駅5:55発の成田エクスプレスで行くことにして、切符を取った。ところが、集合場所の成田第3ターミナルというのは、空港第2ビル駅からかなり離れたところにあって、シャトルバスを使って移動しなければならないことが後になって判った。行ってみたら、バスで空港の外れのようなところに連れて行かれ、そこには急ごしらえのプレハブのような建物が建っていた。

 結局、集合時間には10分ほど遅れてしまった。
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 目的地・重慶への直行便は、春秋航空日本というLCC(格安航空会社)のみが運航しているので、今回はこれを利用するのである。第3ターミナルは、ターミナルとしてはコンパクトな作りだったから、中をあちこち歩かされることがないのは良かった。手続きを終えて搭乗口に行くと、待っていたバスでかなり離れた飛行機のところまで運ばれ、タラップを使っての搭乗になった。

 春秋航空日本IJ1021便は10:00に成田を飛び立った。
 LCCなので機内は狭く、座席はエコノミーのみ、前後左右の間隔も普通のエコノミーより狭いように感じられた(窓際は本当に壁に押しつけられているように見えた)。ツアー客は事前に通路側に集められていたようで、景色は見えなかったが、少しだけ余裕がある感じで救われた。ただし、モニター画面などもついていないから、往路の飛行時間5時間15分というのは、わたしには耐えられる限界のような気がした。
 機内食などのサービスもなく、ちょうどお昼時にかかるので、旅行社が機内販売から一括購入するかたちで、簡素な牛丼弁当のようなものが配られた。食べるしかないから食べたが、率直に言って非常に不味かった。因みに、メニューで食事と呼べるものは、これとカップヌードルの2種類しか用意されていないらしく、帰路の夕食はカップヌードル(シーフードだった)になった。まあ、それでもカップヌードルはカップヌードルなわけで、狭苦しい飛行機の中でそれを食べるというのも、それはそれでなかなか珍しい体験ではあった。

 機内でマイナス1時間の時差修正を行い、飛行機は14:15に重慶の飛行場(重慶江北国際空港)に到着した。
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 セキュリティチェックはやはり厳しい感じだったが、混雑していたわけではないのでそんなに待たされることはなかった。↓この右手がスーツケースの受取所。
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 現地ガイドと合流して外に出る(この間の空港の写真がない!)。外には24人乗りの中型のバスが待っていた(↓この左に後部が写っている)。
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 10人+2人(添乗員・ガイド)のこぢんまりしたツアーなので、バスはすぐに発車した。空港の外観などはうまく写せるチャンスがなかった。
 天気は曇り。気温と湿度がかなり高く、事前の予想とはずいぶん違う感じだった。

 大きな通りに出た(ガラスの映り込みを計算する余裕がなかった)。
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 重慶市内を経由して、これから北方にある四川省・閬中(ロウチュウ)という町に向かうのである。天気は曇りなのだが、時折薄日が差すかと思うと、不穏な黒い雲がかかっているところもあって、間もなく激しい雨が降り出した。
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 こちらも異常気象で高温の日が続き、午後になると積乱雲が発達して、非常に変わりやすい天気になっているということらしかった。猛烈などしゃ降りで、あっという間に道路は冠水してしまい、バスは大きな水しぶきを上げながら走った。
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 少し時間がズレていたら、飛行機が着陸できなかったのではないかとガイドが言っていた。そのくらい凄い降り方だった。だが、もちろんにわか雨だから、重慶の市街地を抜けるあたりでは次第に小降りになり、
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 高速道路に乗ってしばらく行くと、雨は上がった。
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 このあと天気はめまぐるしく入れ替わった。青空が覗くかと思うと、一転、黒い雲に覆われて雨が窓をたたいたりした。

 重慶と閬中とは300キロほど離れているというが、主に高速道路を使った移動だったので、車窓の風景はあまり面白いものではなかった(窓ガラスが雨滴で曇ってしまうことも多かったし)。途中幾つかの市街地を通り過ぎたが、どこも急速に整備されたと思われる高層マンションの林立が見られた。中国は日々発展しているのである。
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 途中、一回目のトイレ休憩を取ったサービスエリア(武胜服務区と言うらしい)。
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 武胜というのが地名のようだが、簡体字が使われているとよく判らない。
 こちらがトイレ。
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 われわれのバス。
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 こちらの車は左ハンドル、右側通行である。
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 結構大きな町を通過した。南充市と言うらしい。
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 2回目のトイレ休憩。西充服務区とある。
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 付設のガソリンスタンド。
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 ゴミ箱と一体になった灰皿。
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 夕陽。
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 間もなく午後7時である。中国では国内で時差を作っていないから、北京を基準にすると、西方のこのあたりでは、感覚的にはさらにマイナス1時間という感じになるような気がした。

 閬中インターチェンジで高速を降りた。
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 「張飛牛肉」という大きな広告看板が掛かっているが、これはビーフジャーキーのようなこのあたりの名産品のようだった。閬中は「三国志」で有名な蜀の将軍・張飛の最期の地なのである(現地に行ってから知った)。

 午後7時40分ごろ、ようやく宿泊するホテルに到着した。
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 錦元張飛国際酒店という。
 前の道路を隔てて長江の支流である嘉陵江(かりょうこう)という川が流れ、川沿いに遊歩道が整備されていた。
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 この日はそのままホテル内のレストランに直行した。
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 ホテルのロビーに並んでいた奇妙な置物。
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 何か動物のようだが、何なのか聞かなかったので判らない。表情などは全部異なっているようだった。
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 この日は基本的に移動ばかりで、写真も少ないので、ちょっと地図を使って簡単に今回のコースを確認しておきたい。
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 青い下線を付けたところが関係する都市である。まず左方にある重慶に飛行機で入り、北方の閬中まで移動した。ここで3連泊し、明日(2日目)は閬中市内の見学、明後日(3日目)はさらに北方の江元まで往復する。4日目は閬中を後にして大足(だいそく)を経由し、重慶に戻って長江下りのクルーズ船に乗船する。この晩から船中に3泊して長江を下り(地図では右方に移動する)、途中何カ所かの上陸観光をして、6日目の夜に三峡ダムに至る(地図にダムの表示はないが、中央やや右寄りにある宜昌の西方となる)。7日目の朝、下船してダムを見学したのち、宜昌を経由して岳陽まで行って1泊。8日目は長江沿いを見学しつつ武漢に移動し、ここで連泊。9日目は武漢市内の見学。10日目の午後、武漢から直行便で帰国、となっている。
 中国には「3大火鍋(ひなべ)」と言われる気温が高くなる都市があって、重慶・武漢・南京がそれだったことを現地に行ってから知った。今回のツアーは、ほぼこの高温地帯をずっと移動していたことになる。雨が降って比較的しのぎやすい日もあったが、少しでも晴れると気温がぐんぐん上がり、たくさん水を飲み、たくさん汗をかくことになった。
# by krmtdir90 | 2018-09-16 15:25 | 海外の旅 | Comments(0)

映画「1987、ある闘いの真実」

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 2017年製作の韓国映画(監督:チャン・ジュナン)である。
 韓国で1987年の「闘い」と言えば、当時強圧的な軍事独裁政権を握っていたチョン・ドゥファン(全斗煥)大統領を退陣に追い込んだ広範な民主化闘争を指している。この映画は、現代韓国の大きな転換点となったこの出来事を、事実とフィクションとを巧みに組み合わせながら、文字通り真正面から描こうとしたものである。
 30年前のことだから、この出来事を体験した人もまだたくさん生きている一方で、このことを知らない世代も確実に増えてきていることから、これだけは何としても伝えていかなければならないという製作者たちの熱い思いが溢れている映画だった。上映時間は129分、終始この有無を言わせぬ熱量に圧倒されるばかりだった。
 わたしはひねくれ者だから、多くの場合、こういう熱さにはちょっと引いてしまう傾向があるのだが、この映画に限っては製作者たちの姿勢に全面的な共感を覚えるしかなかった。こういう映画が作られ、人々がこれを支持する韓国という国に対して、嫉妬と羨望の思いを抱く感じがあった。様々な理不尽がまかり通っているにもかかわらず、もはやこういうふうになることはまったく考えられなくなってしまった日本という国が無性に悲しかった。

 きっかけは、ソウル大学の一人の学生が警察の取り調べ中に死亡したことだった。当時の韓国では、敵である北朝鮮から国を守るという大義名分の下、反政府的な動向に対して厳しい弾圧が加えられていたのである。言論・報道の自由、集会・結社の自由などが奪われ、共産主義(スパイ)の疑いをかけられた市民に対する拷問なども日常的に横行していた。学生の死は当初は闇に葬られようとするが、疑問を抱いた一人の検事の抵抗から、のちに拷問死であったことが明らかになっていく。当局は暴力行為は一切なく単なる心臓麻痺と発表して誤魔化そうとするが、隠蔽された事実は徐々に表に出されて、真相究明を求める人々の動きが各所で顕在化していくことになる。映画はこの経過を軸に様々な人物を登場させ、複数のストーリーが絡み合うスリリングな群像劇として展開していく。
 こうした構図の群像劇では、登場人物の善悪は最初からかなり区別されているから、一人一人の人物像は類型的になったり表層的なところで終わってしまう場合も多い。ところが、この映画は表情のアップを多用しながら、それぞれが抱えた内面の葛藤をしっかり捉えようとしているように見えた。安易に流れやすい悪役側も含めて、人物造形がきちんと行われていることが感じられたのである。
 一例を挙げれば、この映画では悪役の筆頭として、逮捕者への容赦ない拷問などを指揮するパク所長は脱北者で、子どものころ家族を眼前で虐殺された経験から、共産主義撲滅に手段を選ばぬ執念を燃やすようになったと設定されている。これを演じたキム・ユンソクの存在感が素晴らしく、冷酷な外面だけでない屈折した内面をも感じさせて見事だった。

 映画としては歴史の暗部に切り込む重い題材を扱っているが、全体的には実に豊かな娯楽映画になっているところも見事だった。後半、人々の怒りに火がつき、学生を中心とした抗議デモなどが広がっていく中で、延世大学の学生が催涙弾の直撃を受けて死亡したのは実際にあったことだったようだ。映画はこの学生イ・ハニョル(カン・ドンウォン)も群像の中に登場させ、彼の闘争に対する躊躇などもきちんと描き出した上で、彼に淡い恋心を抱く女子学生ヨニ(キム・テリ)を設定して、娯楽映画としては必須のラブストーリーまでしっかり組み込んでみせるのである。
 ヨニの叔父ハンは刑務所の看守をしているが、陰で民主化運動の組織に属し、連絡員のような役割をしているという設定も効果的だった。ハンは顔が割れているから、ヨニは頼まれて何度か実際の連絡任務を代行したりしていたが、彼女自身は音楽やファッションにしか興味がない典型的な今どきの女子大生というところが巧い。そんな彼女もイ・ハニョルの死によって、大きくふくれ上がったデモ隊を前にした壇上に上り、一緒にシュプレヒコールを上げるのである。ラストシーンは、夕陽に照らされたこの情景を背後から捉えた引きのロングショットなのだが、これはやはり(判ってはいても)率直に感動してしまった。
 民主化が、わずか30年前の苦しい闘いによって獲得された韓国と、それがあるのが当然という気分の中で、急速にそれが劣化しつつある日本との大きな相違を感じないではいられなかった。
(立川シネマシティ1、9月14日)
# by krmtdir90 | 2018-09-15 11:41 | 本と映画 | Comments(0)

旅、終わりました(2018.9.12)

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写真は11日の武漢の朝です。右の高いビルがホテル、32階建ての7階に泊まりました。
12日の夜に成田に帰ってきて、11時に帰宅しました。久しぶりに我が家の湯船につかり、久しぶりに日本酒を飲んでダラダラしていたら、日付が変わってしまいました。これから寝ます。
なるべく早く旅行記スタートさせたいと思っていますが、どうなるか。おやすみなさい。

# by krmtdir90 | 2018-09-13 00:11 | Comments(0)

旅の空(2018.9.5)

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一転して、きょうは雨模様です。
昨日、ちょっとした発見がありました。こちらではヤフーなどインターネットはつながるのですが、ツイッターやラインなどはできないのです。中国独自のそういうものはあるというのですが、それ以外は禁止されているようです。これが中国なんですね。
今回はツイッターで少し呟こうと思っていたので、残念です。

# by krmtdir90 | 2018-09-05 09:19 | Comments(0)

旅の空(2018.9.4)

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きのう成田を発って、中国に来ました。重慶からロウチュウ(スマホだと漢字が出てこない)という町に来ています。こちらはすごく暑いです。きょうはこれから徒歩で見学なので、ちょっと覚悟が必要です。

# by krmtdir90 | 2018-09-04 09:36 | Comments(0)


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